久米さんの科学映像便り
rijityoo.exblog.jp
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリ
ブログジャンル
ランキング参加してます♪
記事ランキング
最新の記事
以前の記事
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
プロフィール
科学映像館理事長の久米さん。映像遺産を守り、生かすための日々!
ファン
画像一覧
東京文映7作品が届き、デジタル化へ
東京文映の7作品が東京光音に届き、デジタル化へ。
・バイオテクノロジーの現状 ①~⑤ 呼吸循環
・下水道・水管理とプランクトン
・ニューメディアアナトミー 消化器系の発生
・油と正しく付き合うために/・喫煙・飲酒・薬物の害
・生きている皮ふ 大自然のハーモニー 角化の不思議
・生きている皮ふ PART Ⅱ
[PR]
# by rijityoo | 2016-12-07 07:12 | 活動報告 | Comments(0)
第13回情報プロフェッショナルで発表
2004年から取り組んだ科学映像館について発表。ある人曰く、この仕事を主として一人でとビックリされる。以下は当日の予稿集である。

アナログ記録映像遺産の保存と活用
デジタル・アーカイブ「科学映像館」の成果

○久米川正好1)
NPO法人科学映像館を支える会1)
〒350-1103 埼玉県川越市霞が関東3-1-16
Tel: 049-31-2563
E-mail: kumegawa@kagakueizo.org


Preservation and Use of Documentary Film Heritages: Activities of the Science Film Museum
KUMEGAWA Masayoshi 1)
Sciene Film Museseum (incorporated NPO)1)
Kasumigasekihigashi,Kawagoeshi,Saitama ,Japan 350-1103
E-mail: kumegawa@kagakueizo.org

b0115553_8334220.jpg


発表概要
アナログ時代のフィルムは、劣化、散逸、死蔵化の一途を辿っている。発表者らは2007年4月1日に「NPO科学映像館を支える会」を設立し、アナログ時代の記録映画をデジタル化し、800本以上の作品を「科学映像館」サイトから提供している。当法人設立の背景とその目的、および記録映画の10年間に亘る発掘・収集、保管とWebによる共有化の成果について報告する。またその間に生起した様々な課題、特にフィルムの劣化と資料の散逸、著作権問題および4Kデジタル復元の可能性について述べる。

【キーワード】
NPO法人科学映像館を支える会,記録映像遺産,発掘・収集,デジタル復元,4Kデジタル復元,保管,Webによる配信,著作権




1.はじめに
映画の歴史は19世紀末に遡るが、日本にもカメラが輸入され短編記録映画の製作が始まった。1930年代になると、映画の技法は科学や産業と結びつき、数々の作品を世に送り出した。「黒い太陽」は1936年の皆既日食を望遠レンズと同時撮影で記録、学術的にも高い評価を得た。また「蝉の一生(1936年)」をはじめとする、十字屋映画部製作にかかる「理科教育映画体系」24作品は、教育映画の原点にもなっている[1]。
しかし、時代の経過とともにそれらの作品を見る機会は少なくなり、フィルムの劣化や管理不十分による散逸などで、貴重な資料である記録映画はその使命を果たすことなく消え失せようとしている。これは大変残念なことで、また危惧されるべき問題である。
そこで、私達は2007年4月1日「NPO法人科学映像館を支える会」を設立し、貴重な作品を発掘・収集し、高度な技術でデジタル復元、保管して、そのデータをWebにより国内外に広く提供しようと活動してきた。

2.方法
2.1 映像素材の収集と配信許諾
記録映画作品の収集は主として著作権者である製作会社と話し合い、提供された素材をデジタル復元企業株式会社東京光音[2] へ持ち込んで映像専用のフィルムリワインダーを使用し、手動で巻き取りながらフィルムの種類、劣化度、製作年、内容、損傷の程度等を調べてもらい、デジタル化の可能性とデジタル化のレベル、標準(SD)かハイビジョン(HD)かを決め、著作権者と正式な契約書を交わしている。
2.2 フィルム素材のデジタル復元
フィルム素材の修復とデジタル復元は、高度な技術を要するため、私達は「株式会社東京光音」にその業務を委託してきた。同社では古いフィルム素材のカビや汚れの洗浄を手作業で行ったのち、同社が開発した特殊な機器によって機械的な洗浄を行う。そして素材の目壊れや変形を専門スタッフの手作業により修復する。そののち、フィルムはCintel社のMillennium IIを用いてデジタル復元している。その後、取り残したゴミや汚れを機械的に一コマ、一コマ除去・修復、最後に色彩・濃度補正を行ってやっとデジタル復元の完了である。
2.3 デジタル復元映像のWeb配信

(Microsoft Windows Server 2008 R2)に格納した。そのサーバーはハードデイスク容量2TB(RAID1)、メモリ8GB、回線容量100Mbps帯域保証である。映像データ格納時、作品提供者の言葉とご寄付いただいた方への感謝を巻頭に付し、さらに盗作防止のため著作権者名と科学映像館を画面に添付している。
配信形式はMicrosoft Silverlight html5 videoタグで配信はSDでは画面サイズ:640×480ピクセル、ビットレート:1Mbps、HDでは画面サイズ:1280×720ピクセル、ビットレート:3Mbpsである。2012年4月から携帯・スマホなどでの視聴も可能にした。


2.4 配信作品資料Webサイトに記載
当会は創設以来、毎週少なくとも一作品を「NPO法人科学映像館を支える会」のWebサイト「科学映像館」[4] により無料配信してきた。いわば週刊「NPO法人科学映像館」の刊行である。その際、単なる映像配信だけではなく、精度の高いメタデータ(製作者、企画者、製作年度、尺寸、指導者、協力者、受賞歴およびスタッフ)をWebサイトに掲載した。

3.結果
3.1 配信映画数及び閲覧状況
2007年5月1日に35mmネガフィルムからHDデジタル複元した「生命誕生」(写真1)を配信して以来、毎週少なくとも1作品をWebで無料公開してきた。2007年9月10日現在、配信映画は827作品である(表1)。
発足時は、生命科学作品を中心に配信してきたが、提供される作品に限度もあり、その後徐々にジャンルを広た。
当館配信映画の再生回数も図1のように順次増加して9月10日までの総再生回数は800万回を超えている。
3.2 配信映画の活用実績
当館配信映画は小中学校、高校、大学・大学院の教材として活用されている。その他、学会、研究会、映画祭と博物館の企画にDVDを提供。2018年度中学校社会の電子教科書に2作品を提供、さらに2019年度高校化学電子教科書に1作品が使用される予定である。
また当館は日本で初めてデジタル化した313作品とともにそのメタデータを国立国会図書館に納品して国立国会デジタルコレクションに登録し、これらの作品は館内閲覧とデータベース検索を可能にした。さらに当館の配信映画はiTunseUでも利用可能となっている。
その他の実績は表2のとおりである。

4.考察
4.1 映像素材と資料の発掘・収集の壁
4.1.1映像素材と資料の管理
アナログ時記録映画を製作した会社はすでに閉鎖または営業停止し、住所すら不明のことも多く、映像素材と資料に関する情報が至って少なく、記録映画の発掘・収集の大きな障害になっている。当館発足当初は一作、一作の掘り起こしの毎日であった。またフィルムが恒温・恒湿下の好条件で保管されているケースは稀で、高温・多湿の日本でフィルは退色、劣化し、いい状態の素材は意外と少なかった。さらに簡易ビデオ化でマスターフィルムが廃棄されていたことも多々あった。
記録映画素材の一部(約1万作品)は東京国立近代美術館附属フィルムセンターで国有財産として保管されている。しかし、その作品に関する情報も少なく、また搬出前にフィルム素材のチェックも出来ないため、センター保管作品のデジタル復元には限度があった。また保管されている作品の使用には時間と搬出時に多額の費用も課題である。
4.1.2 著作権に関して
著作権法では、映画の著作権は特例を除けば製作会社に帰属すると記されている。しかし製作会社、企画会社や博物館から著作権を理由に配信が断わられることも少なくなかった。
ある博物館では16mmで撮影した60点の映像素材が無編集で放置されているが、著作権および肖像権を理由に、提供されることもなかった。
4.2 4Kデジタル復元について
数年前から放送映像関係では、4Kと言うフォーマットが話題になってきた。4Kデジタル復元が現実味を帯び、東京光音では新機種を導入し各種フィルムの4Kデジタル復元を検討している。その結果、8mmや9.5mmフィルのSD化では見えなかった部分が見事に復元できている。
4.3 運営費についての課題
35mmネガフィルムのデジタル復元にはSDで1分2,500円、HDはその4倍、さらに4Kではその4倍とも言われている。しかもデジタル復元した作品は二次使用されることは少なく、ビジネスモデルに乗らないことである。したがって私達はこれまで個人の寄付と企業の協賛および助成金によってまかなってきた。しかし映画は文化財ではなく、助成金にフィルムのデジタル化と保存を応募できる項目がないため、助成金の応募にも限度がある。

5.おわりに
「NPO法人科学映像館支える会」は発足以来827作品を配信し、のべ800万回以上閲覧され、教育研修用途をはじめ、メディア向け映像にも活用されてきた。「科学映像館」はインターネット映像アーカイブという評価も得ている。しかしながら、単一のNPO法人の活動では予算や情報収集など運用面において貴重な映画の発掘・収集、保管などに限度があることは否めない。そこで今後、然るべき行政機関により組織的かつ効果的に保管、共有化される機構が確立され、これらを通じて貴重な映像が未来遺産として後世に送り届けられる日が来ることを強く期待するものである。

6. 参考資料
[1] 佐藤忠雄編著. シリーズ日本のドキュメンタリー5 資料編. 岩波書店, 2010
[2] 株式会社東京光音/ http://koon.co.jp
[3] 株式会社メディアイメージ. http://www.mi-j.com
[4]科学映像館. http://www.kagakueizo.org
[PR]
# by rijityoo | 2016-12-05 08:33 | 活動報告 | Comments(0)
来週の配信予定作品は「日本の若い人」
YOUTH OF JAPAN 日本の若い人
b0115553_13582299.png

製作:古賀プロダクシオン 企画:外務省
1967年 カラー 28分

作品概要
若い世代を代表する働らく青年働らく女性そして大学生の三つの姿を三つの物語によるオムニバス形式でその生活の中に追い、日本の明日をになう若者の希望と愛に満ちた生活の力強い姿を描く。
[PR]
# by rijityoo | 2016-12-03 13:58 | 活動予定(395 ) | Comments(0)
本日新配信映画は「アメリカ占領下の日本 第4巻 アメリカン・デモクラシー
アメリカ占領下の日本 第4巻 アメリカン・デモクラシー
b0115553_1637913.png

関連ページ
教育 | 社会 | ウォークプロモーション
作品概要
企画・制作:ウォークプロモーション 制作協力:エヌ・ツー
販売:コニービデオ
1995年 白黒 45分
第4巻は、終戦後の日本文化の変遷を収録している。
スタッフ
脚本:石井健次
音楽:国本佳宏
ナレーション:澤木郁也
監督・編集:石黒典生
制作総指揮:林良久
アメリカ占領下の日本 全5巻概要
大日本帝国は1945年8月14日に、アメリカが主体となった連合国のポツダム宣言を受諾し、無条件降伏による長く続いた戦争の終結への道を選択した。アメリカを主体とする連合国は、戦後処理のため、占領軍の最高司令官にアメリカのダグラス・マッカーサー元帥を任命し、講和条約発効までの執行機関として、GHQ/SCAPと呼ばれる連合国軍最高司令官総司令部を組織した。
この作品は、GHQによる占領の主体を担ったアメリカ軍が撮影した膨大な映画フィルム、主として16mm反転フィルム、(部分的にはカラーフィルムを含む)により、連合国軍による占領と再生して行く日本を、1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効の日まで紹介していく。
第1巻 大日本帝国解体
第2巻 最高司令官マッカーサー
第3巻 東京裁判
第4巻 アメリカン・デモクラシー
第5巻 総集編 大日本帝国崩壊
このシリーズについていまだ本シリーズの著作権は消滅していないが、制作を担ったプロデューサー林良久氏は他界し、1995年に作品制作の母体となったウォークプロモーション、販売を行ったコニービデオも解散しており、演出担当者とも連絡ができないため、詳細不明な点が多々ある。
この作品シリーズは、最終的には5部構成となっているが、1995年にVHS版が販売された当初は、3巻組であったようで、次いで第4巻が追加された。また別に5巻目にあたる総集編も制作販売が行われている。DVD版は、2005年に販売が始まった。ウォークプロモーションの解散後は、制作会社プロジェクトチームが諸権利を継承して、DVD販売を2014年のコニービデオ解散まで続けた。
生前の林プロデューサーから作品マスター類を託された、TTサウンドワークス鈴木利之氏は、東京シネマ新社岡田一男氏の協力のもと、本作品が末永く、有効に活用されていく道を模索してきた。NPO法人科学映像館を通じてのウェブ上での公開は、その一環である。
保存マスターは、D2とベータカムとあり、NPO法人科学映像館のウェブ公開用デジタルデータ抽出は、東京シネマ新社がベータカムから行い、配信は科学映像館の「TMFAプロジェクト」基金で行っています。賛同者に心から感謝致します。
[PR]
# by rijityoo | 2016-12-01 16:37 | Comments(0)
最近30日間の話題作トップ10
1.「美しき国土 その生い立ち」日映科学映画製作所
2.「ナブラ -赤道直下にカツオを追う一本釣りの漁師達- 」黒田プロダクション
3.「蒼い記憶」山岸豊吉製作委員会製作
4.「東日本大震災巨大津波」宮古市市役所職員2011年撮影
5.「68の車輪」 東京シネマ1965年製作
6.「伝承の技と心 越前打刃物」越前打刃物協同組合製作
7.「日本誕生」日映科学映画製作所製作
8.「沖縄730 道の記録」シネマ沖縄1977年製作
9.「つばめを動かすひとたち 」日映科学映画製作所1954年製作
10「原子力発電の夜明け」 東京シネマ製作 1966年
[PR]
# by rijityoo | 2016-12-01 07:01 | 活動報告 | Comments(0)