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税制の改革を

先日、本年度所得税申告の申告を行なう。我が家では、本NPO法人に毎年僅かの寄付を行なっているが、一般のNPO 法人では所得税控除の対称にならないと返送される。いわゆる特定NPO法人のみが認めているらしい。しかしこの申請は大変厳しく、認可されるまでに最低2年と聞いている。したがって全国でも特定NPO法人は100件に満たないらしい。

一方、埼玉県ではNPO基金への寄付制度がある。この基金に寄付した方は税金が免除される。しかも特定のNPO法人を指定し、寄付もできる。科学映像館も受け入れ団体登録を行ない、認可されている。しかし、問題がある。寄付者の減免はいいが、受ける団体は、2/3以上自己負担事業を行うことが必要。しかもその申請書がまた大変。そして県が10%の手数料を差し引く。

2年前、ある団体から本NPO法人を指定し、寄付をいただく。その額は2万円で、我々には1.8万円が届く。約4万の負担と手続きの煩雑さに?

これらの寄付制度を考えないと、個人献金も単なる夢である。米国とは寄付に関する制度と文化が異なる。
by rijityoo | 2010-03-24 09:42 | Comments(0)