2010年 06月 05日
「68の車輪」のカメラマン、春日友喜氏と電話・・
春日氏の回想録に、常磐線の踏み切りを横断するシーンについての一文がある。
「深夜の国鉄常磐線の踏切を横断するシーン。最終列車と一番列車の短い間隔の間に踏み切りを渡らねばならず、、緊張が予想される時間帯でありました。午前1時が過ぎた頃、最終貨物列車が通過し、高圧線が社団。・・・・・中略・・・。
さて撮影隊といえば、この状況を予測できず、、甘い撮影設計がアット言う間に崩れ、頼みのライトが所定の場所に届かず、ライト、ライトと大声で叫ぶカメラマン、重いライトを運びながら怒鳴り返すライトマン達、次第に殺気だって来ました。作業用のライトでもちょっと照明が当たればカメラは回る。この緊張と疲労は夜明けまで続き、今まで経験したこともない、撮影現場だったと記憶しています」と。
今朝の電話によると、予想外の出来事がさらに起こっていたとか。同時刻に地震があり、大混乱の中、撮影を進めたとのこと。踏み切り横断現場の映像が、さらに・・・・。これがドキュメンタリー映画である。