2012年 01月 10日
難病患者の心をつなぐテクノロジー 後編が社会科の授業に
1.実施年月日 : 平成23年11月8日(火) 4時間目
2.視聴人数: 3年A組 32名
3.教科・担当者: 社会科・三宅弘朗
4.授業の流れ:
① 新聞記事を読む・・・ALS患者のまわりの人の思いを知る
② DVDを視聴する・・・ALS患者の思いを知る
NHKクローズアップ現代
“私の人工呼吸器を外してください” ~ 「生と死」をめぐる議論 ~
③ DVDを視聴する・・・「生きること」について考える
難病患者の心をつなぐテクノロジー 後編 「心語り」開発物語
単に開発物語を見るだけでなく、ALS患者、周りの人の思いなどを新聞、テレビなどから、十分知った上で、この装置が「完全閉じ込め症候群」と言われる重度コミュニケーシオン障害者 とのコミュニケーシオンにどう役立っていいるのか,そして開発に取り組んだ人たちの心意気を伝える、素晴らしい授業である。
生徒は教科書から、一方的に、表面的な知識だけでなく、何にか大きなものを得たと授業であった思う。担当の三宅先生に教わる教室では、生徒と先生とのコミュニケーシオンもいいのではと、ふと思う。また生徒はこの授業で何を得のたか、当日の論議、感想文があればと思う。
美馬市で科学映像館の配信映画が、すでに10数校で使用されていると聞く。我々が配信している映画は、知識の単なる伝達だけでなく、子供たち考えさせる奥の深い作品が多い。
とにかく押し付けがましい科学映像は良くない。あるがままを淡々と、しかもねばり強く写し出した科学映像こそ美しい。その映像の中から何を感じ取るかは見る子供たち。これらの映画を見た子供たちから、どんな素晴らしい発想が生まれるか興味深い。
関係者は配信映画を大いに活用して欲しい。これが科学映像館を設立した目的の一つでもある。