2013年 07月 28日
地方病とのたたかい(体験者の証言)が東京文映土屋祥吾氏から届く
一部は地方病と斗ってきた人、苦しまれている人、撲滅のリーダー6名のインタビュウ。二部は撲滅に関わった12名の証言からなる80ページの貴重な記録誌である。
撲滅協会の会長依田敏行氏は本誌の発刊にあたり、「山梨県有病地の農民の間には、悲しいドラマ数限りなく存在していた。この病に立ち向かう術もなく、だだ甘受しなければならない時代は長く続いていた。
明治14年春日居村村長の嘆願書が県令に提出て以来、やっとこの病解明にに手がつけられ、当時の医師会、本邦医学陣がこの究明の着手したのは明治も末期にならんとするころである」と記されている。
それから中間宿主の宮入貝の発見から今年は100年。この地方病の長い長い悲しいドラマに終息宣言がやっと1990年代。これらの長くて、悲しい地方病のたたかいの歴史は「地方病との斗い」収録されているのでご覧いただきたい。