久米さんの科学映像便り
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プロフィール
科学映像館理事長の久米さん。映像遺産を守り、生かすための日々!
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<   2017年 08月 ( 24 )   > この月の画像一覧
一世の素顔を復元した東京光音、松重所長の言葉
「一世の素顔」のデジタルリマスター制作について記する前に、映像作品を含む古い視聴覚資料全般が直面している現状について触れたい。

昨今、多チャンネル放送が普及する一方で供給コンテンツ不足とも言われるが、映像資産たる貴重な作品の多くが公開されぬまま眠っている事も事実である。これらの作品はフィルムやビデオテープで残されているが、実は消失の危機に直面している。フィルムやテープは有機物、言わば生ものであるため、空気中の水分により化学反応を起こし劣化する。

この劣化現象を防ぐ事は困難で、最終的には物理的に再生不可能の状態となる。これに加え再生機の減少という問題もある。殆どのビデオ再生機は生産及びサポートも終了しているため、テープがあっても再生機が無いという状態が現実化している。フィルム映写機も同様である。この先貴重な映像資産を未来へ遺していくために、希少な再生機を整備し維持する事と共に、資料の修復復元技術を若い世代へ伝え継承させていく事が課題となる。

「一世の素顔」は現存するマスター素材がUマチックというビデオテープであった。Uマチックは1970年代中期から1980年代にかけて多く使われたテープである。再生機は当然のことながら希少であり、テープも経年劣化の影響で再生もままならない。

本作品の作業に於いては先ず徹底したテープクリーニングから始めた。テープそのものを最良の状態にすることで、ビデオ系ノイズの発生を抑えることが出来る。再生機も整備済み機材を所有していたため、問題なくデジタル化が出来た。
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次にこのデジタルデータのカラーコレクション作業を行う。カットごとにコントラスト、色調の鮮やかさを付け加えていく作業である。全体及び前後のカットとのバランスを取りながらの調整が必要で、手間と時間を要する作業である。同時に別ラインで音声の整音作業も行った。
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今回のようなリマスター作業は手間暇と独自のノウハウ技術を要するものであるが、弊社にとっては通常の作業である。寧ろ資料の劣化問題に目を向けて頂きたい。これまで修復不可能の状態まで劣化した資料を多く目の当たりにし、何ともやるせない思いを経験してきた。1本でも多くの作品を後世に遺すために役に立ちたいと言う思いを胸に、スタッフ一同日々の業務に当たっている。
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by rijityoo | 2017-08-24 22:20 | 活動報告 | Comments(0)
一世の素顔に関するコメント
一世の素顔に関する田隈泰信さんからコメントが届きました。
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「映像の大部分は、80歳代の日本人女性へのインタビューです。1924年の排日移民法が施行される直前、多くの日本人女性が、写真上のお見合いだけで結婚を決め、カリフォルニアの田舎町に移住しました。渡航を決意するまでの心の葛藤と、その後に経験する艱難辛苦は、想像を超えています。にもかかわらず、その語り口には優しい上品さがあり、ある年代より上の日本人女性に共通する、辛抱強さとりりしさがあふれています。私はふと思い立って、本棚で埃をかむっていた「武士の娘」を手に取りました。武士の娘は「き」の形で眠る、という秘密を明かしたこの本が、アメリカで出版されたのも丁度1925年のことです。私は、日本人女性の強さと美しさの伝統に、改めて尊崇の念を深めました。」
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by rijityoo | 2017-08-24 16:16 | 活動報告 | Comments(0)
一世の素顔 英語版 先行公開
一世の素顔 英語版
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The First Generation

Awards
Gold Award, San Mateo Fine Arts/Film Competition
Asian CineVision/Asain American International Film Festival
San Jose J Town Film Festival

Abstract
A 1984 documentary film about the first generation Japanese who immigrated to America at the turn of the 20th century. These pioneering immigrants tell their stories of struggle and triumph in the new land. 54 minutes. Color. Japanese with English Narration with Subtitles. 1984. Digitally remastered in 2017.

Staff
Directed by Toshi Washizu
Produced by Goro Ishizaki, Christopher Hirose, Yukio Shoji
Cinematography Toshi Washizu
Music by Jamie Kibben,
Albinoni Narrated by Amy Hill Written
Edited by Toshi Washizu
Remastered by The Science Film Museum Distributed by Washizu Films Email: washizufilm@gmail.com

Reviews
International Institute, UCLA Rafu Shimpo
Nichibei Times
The Journal of American Ethnic History
San Jose Mercury News U.S . Frontline

Screenings
KQED TV PBS
Stanford University
The UCLA Trans-Pacific Symposium
The Japanese American National Museum
The National Japanese American Historical Society
The Steinbeck Institute
The Japanese American Citizens League

Quotes
“A masterful portrait of the Japanese pioneers” ─ Lane Ryo Hirabayashi, Aratani Endowed Chair, UCLA

“Infused with spirit and humor, this captivating film is a treasure.” ─ Valerie Matsumoto, Professor, History, UCLA

“…unforgettable dialogue” ─ Rafu Shimpo

“…candid” “…a revelation” ─ Catherine Shuknecht, International Institute
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by rijityoo | 2017-08-19 15:33 | 先行配信映画(107) | Comments(0)
You Tube「NPO法人科学映像館」視聴回数が640万回を
視聴回数は640万回、時間は740時間となる。又高評価は20,927件、低評価は1,010である。
東日本大震災巨大津波の視聴回数は50万回を超える。
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by rijityoo | 2017-08-18 16:58 | 活動報告 | Comments(0)
本日の公開映画「20世紀生きもの黙示録 中央・南アメリカ1 日本語版」
20世紀生きもの黙示録 中央・南アメリカ1 日本語版
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関連ページ
教育 | 動物 | 東京シネマ新社
20世紀生きもの黙示録 アジア・ヨーロッパ1 日本語版
20世紀生きもの黙示録 アジア・ヨーロッパ2 日本語版
作品概要
企画・製作:株式会社プロジェクトチーム・株式会社IMAGICA
1996年 カラー 37分56秒
<原作>
Lost Animals of the 20th Century 30分X16話
制作: アトラス・アドヴェンチャー
共同制作: クラークTV ウォークプロモーション 1995
配給: ディスカバリー・チャンネル
協力: ロンドン動物園協会 ブリストル動物園
WWF写真ライブラリー フィルム・オーストラリアなど
監修 WWF Japan(世界自然保護基金日本委員会)
化石で見られる太古の生物の多くが現存しないように、生物の絶滅は珍しくはない。しかし近世以降、人間の行為によって多くの生物が姿を消しており、とりわけ20世紀になって、それが加速された。こんなにも多くの動物たちが、なぜこの地上から姿を消さなくてはならなかったのか?そんな疑問に答え、将来への愚かな行為への歯止めを願って制作されたシリーズである。
本編で扱っている生きもの
カリブモンクアザラシ
メキシコハイイログマ
ガダルペカラカラ
ハイチネソポンテス
クレブラアカビタイボウシインコ
ゴートアイランドサイイグアナ
ガダルぺハシボソキツツキ
バルバドスアライグマ
サダルペコシジロウミツバメ
補足解説
このビデオシリーズはもともと英国で制作され、ディスカバリーチャンネルが1990年代に配給したTVシリーズ番組である。当時プロデューサーの林良久氏が日本国内での権利取得をされ、NHK衛星波テレビ放映やIMAGICAを通じてのビデオグラム頒布が行われた。
一線を退かれた林氏に作品マスターを託されたTTサウンドワークス鈴木利之氏は、林氏の他界をうけ、ご遺族の意思を汲み、東京シネマ新社岡田一男氏の協力と、NPO法人科学映像館のTFMAプロジェクトによるデジタル化経費負担を受け、ウェブ上での無償公開を決断した。
林良久氏は、1996年12月に「失われた動物たち 20世紀絶滅動物の記録」を広葉書林から出版されている。(ISBN4-906646-00-X C0095)古書としてはAmazonなどで容易に購入できる。
作品全体の趣旨は良いが、実写映像に関しては、近隣種のライブラリー映像をイメージカットとして使っている例がかなりあり、この作品から特定の画像を二次使用することには慎重を期す必要がある。
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by rijityoo | 2017-08-17 13:05 | 新配信映画 | Comments(0)
「一世の素顔」に寄せられたメッセージから
一世の素顔
真野博氏からのメッセージ
「見応えある貴重な映像でした。NHKでも戦争関係の貴重な映像が放送されていますが、この戦争を挟んでアメリカに移民として渡った日本人の苦労が身にしみました。インタビューに答えていた日本人一世のみなさんが、日本もアメリカも大好きだという言葉には胸が熱くなりました。ぜひ、8月中にご覧になっていただきたい映像です。」
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by rijityoo | 2017-08-16 17:38 | 活動報告 | Comments(0)
東京光音所長の「一世の素顔」デジタル復元へのコメント
東京光音松重所長のコメントです。

一世の素顔デジタルリマスター作業の件、お褒め頂き恐縮です。

今回の作業は弊社にとっては特別な作業ではありません。
通常の当り前の作業で、綺麗にするとか鮮やかにするではなく、
昔の技術や技術力の低さが要因で素材本来のクオリティを出し切れていなかったものを
本来のあるべき姿に復元するという意識で行っています。

またメディアの劣化が原因で公開されぬまま消えていこうとしている映像作品を
救い後世に遺していく事も、弊社の使命の一つと捉えています。

そういった意味でも今回の案件に係われました事、感謝しております。」
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by rijityoo | 2017-08-16 12:13 | 活動報告 | Comments(0)
鷲巣敏氏制作のビデオ提供される
以下の3作品のビデオテープが近々届く予定である。ただ痛みが激しく、リメイクが可能かどうか?

(1)  Bone, Flesh, Skin: The Making of Japanese Lacquer
   1インチビデオテープマスター
   1988年 カラー 15分 (英語版)
   日本の伝統文化、漆作りの工程を描くドキュメンタリー映画

(2) Mr. Oh: a Korean Calligrapher
 1インチビデオテープマスター
   1985年 カラー 21分 (英語版)
   韓国書道の大家Mr. Ohのドキュメンタリー映画

(3) Reflections
   16mm映画
   1985年 白黒 8分 (英語版)
   サンフランシスコの街の印象を描いたPoetry Film
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by rijityoo | 2017-08-15 17:24 | 活動予定(395 ) | Comments(0)
8月17日公開予定映画は「20世紀生きもの黙示録 中南・アフリカ 1 日本語版」
20世紀生きもの黙示録 中南・アフリカ 1 日本語版

企画・製作:株式会社プロジェクトチーム・株式会社IMAGICA
1996年 カラー 33分47秒
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<原作>
Lost Animals of the 20th Century 30分X16話
制作: アトラス・アドヴェンチャー
共同制作: クラークTV ウォークプロモーション 1995
配給: ディスカバリー・チャンネル
協力: ロンドン動物園協会 ブリストル動物園
WWF写真ライブラリー フィルム・オーストラリアなど
監修 WWF Japan(世界自然保護基金日本委員会)

概要
化石で見られる太古の生物の多くが現存しないように、生物の絶滅は珍しくはない。しかし近世以降、人間の行為によって多くの生物が姿を消しており、とりわけ20世紀になって、それが加速された。こんなにも多くの動物たちが、なぜこの地上から姿を消さなくてはならなかったのか?そんな疑問に答え、将来への愚かな行為への歯止めを願って制作されたシリーズである。

本編で扱っている生きもの
1.カリブモンクアザラシ
2.メキシコハイログマ
3.ガダルペカラカラ
4.ハイチネソポンテス
5.クレブラアカビタイボウシインコ
6.ゴートアイランドサイイグアナ
7.ガダルぺハシボソキツツキ
8.バルバドスアライグマ
9.サダルペコシジロウミツバメ
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by rijityoo | 2017-08-14 23:04 | Comments(0)
「一世の素顔」に寄せられたメッセージから
一世の素顔に寄せられたメッセージ

国見武男氏
祖国を離れて6000マイルアメリカは 天国ほど遠かった。1868年 明治元年 100人余りの日本人が アメリカ移民第1号として、ハワイに向かった。
以来110年たった現在 400000人以上の日系人がアメリカ本土に住んでいる。

お金は いつでも足らない。 ほれでも親からもらいましょうということは考えなかった。
アメリカに住んでいることをちっとも後悔していません。とかの言葉が 語る人の中に飛び出してくる。

また、記録映像の中に「娘身売りの相談は 当相談所へ 伊佐澤村相談所」など
当時の 厳しい生活状況も感じさせられる・

村一番の金持ちにならなんだら、故郷には戻らんぞ

写真結婚など 当時の記録写真とともに 心意気を感じ取れる、
歴史を感じ、今ある自分に照らし合わせ、心に響く作品です。

伊藤公博氏
「1世の素顔」素晴らしい作品だと思います。国家間の戦争が外国で築いた個人の努力を台無しにすることの無常は、私も旧満州からの引揚者としての私の背中に見て育ちました。父と共に見たい作品です。ありがとうございました。

久米川正好
今はなき一世は私たちよりひと世代古い方の証言、重みがあり、貴重。次世代に送りと届けることが大切ですね。実はこのビデオテープは保管が悪くてリメイクが大変であったようです。東京光音のデジタル復元にかける気持ちでやっとここまでリメイクを。お暇なとき、是非ご覧ください。

梅林氏
「一世の素顔」作品を拝見しました。薄くぼけた映像に色が付くと、こんなにも大きな感動が得られるのかと感動しました。復元前の映像に比べ深く映像の意味が感じられました。

日本人とは何か。日本人の感じ方、物のとらえ方、事象への対処の仕方。古から引き継がれてきた、日本人の持っている構造が鮮やかに表現されました。

今後、20年、30年先あるいは100年先の人々がこの映像証言を見た時、日本人の根源的な部分を想い出すと思います。NPO法人科学映像館の役割・意義の重要性を改めて理解できました。ありがとうございました。

長妻氏
冒頭に、貴重な映像に巡りあえた感謝を久米川先生と完成させていただいたstaffの皆様に敬意を表します❗当事者自身の肉声で当時の生活や貧困を語ってくれていました❗しかも偏見と差別、矛盾を呑み込んで運命を切り開いた其々の方々の本心が何とも言えない。
日本人の鏡のような人達でした。

運命を受け入れ矛盾を呑み込み、日本人への差別と偏見。努力を無にする戦争の理不尽。国策の間に巻き込まれ忠誠を求められ、戦線地もそれによって、、、。家族をも引き裂かれなお、日本への恩とアメリカへの感謝を述べる一世の方々の日本人らしさに涙が出ました。

それにしても、女性の皆さんのたくましさ❗
忍耐の連続、苦労と生活苦を乗り越え、頑張り通した不屈の母性には頭が上がりません。子供には苦労をさせまいと懸命に家族を支え、どん底を這い上がっていました。夫を支える内助は当に日本の母。日本人以上の日本人ですね❗...

此の時代に移民でアメリカに渡った一人一人に焦点を当て、人々の生の声を映像に残し、今に再現された事は素晴らしいの一言に尽きます❗偉大な労作ですね。本当にありがとうございました。

淡々と語る。時に笑顔で、涙で、言葉も飾ることなく平常心のように語られるのが何とも言えない。編集者の真実に迫る努力を讃えたいと思います。

みなさま大変にご苦労さまでした。ありがとうございました。
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by rijityoo | 2017-08-13 17:23 | 活動報告 | Comments(0)