2009年 01月 30日
科学映像館に関する周辺情報その1
科学映像遺産を多くの方に知ってもらい、観てもらい、活用してもらおうと科学映像館を設立。現在、199編をデジタル化、ウェブ上で無料配信、約4万5千に観ていただいた。この活動に多くの方から、貴重な意見をいただく。本日は配信映画に関して皆さんのご意見を紹介したい。
(1)ブログ4310から
第2回科学映像館主催の上映会をご覧になって書いていただいたもの。
「{豊四季十字路を曲がる技術に感動(笑)}
HDテレシネ版での上映、画質はほぼニュープリント状態ですね。
ミクロ系の美しい3本の後の『68の車輪』は勇壮無比な面白さ!全長48メートルのトレーラーが未舗装の田舎道で大名行列!踏切を、橋を、カーブを、そして十字路をじわじわ進む姿をモーゼの十戒のごとくボーゼンと眺める地元の皆さん(笑)
やっぱりビッグ・プロジェクトものの記録映画は面白いなあ。コメント付きで見るとさらに面白いですよ。」
ニコニコ動画で「68の車輪が」がアプロードされていることに、ルール違反ではと、苦言を。
(2)新見”にみにみ”清司のウェブブログから
{6/12の日常:「68の車輪}
「科学映像館のWeb からストリーミングで「68の車輪」(東京シネマ/1965年)を見る 。容量30万KVA、重量280tのトランスを柏駅から東京電力東東京変電所(現在の新野田変電所?)まで、68輪、長さ48mのシュナーベル式トレーラで運ぶ記録映画。時代が時代なので、工場から柏駅まで引っ張ってくるのは蒸気機関車。駅からの未舗装の道を補強しながら輸送。運転手以外にも台車にハンドルがあったり(台車側のタイヤの向きを変える。NASAのドーリでコンピュータ制御でやってるのを人力でやってるようなイメージ:-D)、道路の状態が悪いところは時速2kmでおっかなびっくり「走る」様子はまさにリアルサンダーバード。うーむ、燃えるぜ:-)
残念ながらスタッフクレジットがないので確認できないが、音楽は芥川っぽい響きがします(作品一覧にでてこないので、違うのは確実だが)。誰だろう? ちなみに、運ばれたトランスは産業遺産扱い のようです。
科学映像館で見られるストリーミングのリストを見ると、自然科学関係の科学映画も数多く(というかそっちがメイン)、これは久しぶりに宝の山を当てた気分。」
科学映像館のストリーミング配信サイトを宝の山と紹介いただいたことに感謝。今後もお楽しみいただきたい。
(3)三妻自工ぶろぐから
2つの映像アーカイブの紹介、その一つは日映新社の「朝日新聞ニュウス」の配信ともう一つ、科学映像館として評価していただく。
「こちらでは、自然科学や社会科学、工業、産業、農業、芸術など色々な分野の映像が配信されています。
お薦めは「68の車輪」「ガソリン」「潤滑油」の3つ。
とくに「ガソリン」は、パーコレーションやアイシングの発生する様子を観ることができる点が秀逸です。」
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