人気ブログランキング | 話題のタグを見る

学研制作、「カニの一生」の試写に東京光音へ


  今朝、東京へ。「カニの一生」の試写に東京光音にお邪魔する。この映画は、学研第一作の映画で1960年代に制作されたものらしい。16mmプリント版しかなく、前半部に映写時の傷が多数見られるのは残念である。モノクロであるが、中々な作品ではとの感じ。来来週配信の予定である。

  東京光音、新住所に営業所を移して1ヶ月。平常の状態で仕事に取り組んでいる様子。共同ビル内で1,2階に分かれているが、前と異なって広く、機器類の配置もすっきり。効率的に仕事をこなしている様子。この4月から、社員も大幅に増えたとのこと。

  作業机に広げられた古いフィルムを見てびっくり。しわくちゃでゴミ一杯。このフィルムが、持ち込まれ、再生、デジタル化できるとは、想像しがたいのでは。今朝も70ピーシスに壊れた原版を1週間かけて再現した写真をみせていただく。この再生が出来る会社が、東京光音である。科学映像館で配信している映画は、彼らの手を煩わしデジタル化したものである。テレシネもピンからキリまであるらしい。

学研制作、「カニの一生」の試写に東京光音へ_b0115553_19273824.jpg

      持ち込まれたセフィヤ色のちじれた古い16mmフィルム。これが再生され、デジタル化へ。
学研制作、「カニの一生」の試写に東京光音へ_b0115553_10504456.jpg

機器の配置が適正に整備され、動線がすっきり
by rijityoo | 2009-06-15 16:01 | Comments(0)