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科学映像館活動には幅広い方々のご支援が



  科学映像館の活動には、多くの方々のご理解とご協力が不可欠である。作品に関する情報と作品のご提供、配信映画のご活用などなど。また科学映像館をご紹介していただいている方も多い。

  今回は昨日,遠藤浩良先生(帝京大学名誉教授)からいただいた遠藤日記(562):資料ー貴重な映像サイト「科学映像館」をご紹介したい。遠藤先生は小生が埼玉の大学に赴任して以来、本当にお世話になった方。組織培養を介しての研究面でご指導を。科学技術庁の超大型の研究班では5年間もお世話になる。小林米作さんとの科学映画、The Boneの制作は遠藤先生が道筋を。

  その後、東大薬学部から、新設の帝京大学薬学部に移られ、地域における大学の在り方、教育の在り方などなど、多くのことを教わる。

  帝京大学薬学部では、シラバス(教育計画書、文部省の指導による)を絶対作ることなく、文部官僚に対応されたこと。また授業料を学生に還元する教育。国家試験は、当時、常に全国第一位の成績を。

  科学映像館については、時々、電話でお話を。そして小生がお送りしているBCCを多くの方に転送していただく。以下は、科学映像館をご紹介いただいた遠藤日記である。
 

  「今や私達の周囲から自然の風景が失われて行くのは誠に悲しいことですが、その一つとしての ”とんぼ捕り” や ”トンボの観察” を鮮明に想い出させてくれる何と1930年代の制作になる懐かしい16mm白黒無声映画「とんぼの話」(11分)をご紹介します。

      http://www.kagakueizo.org/2009/07/post-260.html

  導入部のタイトルの文章が右から左へと文字が進む今とは逆方向で、これを懐かしいと感じるのは、早や傘寿にも近づいた小生のような年寄りだけでしょうか。

  この映画を提供しております 『科学映像館』 は、かって小生の組織培養による研究の仲間であった畏友・久米川正好先生(明海大学名誉教授)の絶大なご尽力によって成り立っている独特で貴重な素晴らしいサイトです。小生も、昔のよしみで、名前だけですが「科学映像館を支える会」の名誉理事に列せられております。

      http://www.kagakueizo.org/2009/03/post-36.html

  先の「トンボの話」の第1頁左のカラムをご覧になるとお分かりいただけますように、現在既に実に広範なカテゴリーの映像を多数ご提供しております。

  この中で、小生の関わりましたものとしては、カテゴリー「骨」の中に、骨の培養の光学顕微鏡微速度撮影16mm映画の 『The Bone』 (1982年制作、17分)があります。

      http://www.kagakueizo.org/2009/04/post-149.html

  お時間ができました時にでも、一度ご覧になっていただけましたら幸甚に存じます。

  その他、ご興味をお持ちのカテゴリーを何処でもご訪問下って、日本の文化的遺産としての貴重な映像の数々を是非ご鑑賞下さいますようお勧めするものです。

  この活動は久米川先生のお考え

      活用しよう、数々の生命科学映画の名作を、科学映像館を支える会・理事長 久米川正好

       http://www.kagakueizo.org/2009/03/post-1.html

により、これからも益々拡大強化されて参りますので、是非とも皆様にも宜しくご後援の程をお願い申し上げる次第です。」

  科学映像館活動は、以上の様なご紹介にによって徐々に知られ、注目されるように。ここで皆様にお願いです。貴重な映画を知って、観て、活用していただける様、お知り合いに科学映像館を是非ご紹介をお願いしたい。そして倉庫の奥深く眠っている貴重な作品を甦らせしょうではありませんか。
by rijityoo | 2009-08-01 15:23 | Comments(0)