2009年 08月 02日
未だに箱物に魅力を
昨日、先日ご紹介した燕市の杭州飯店から、お電話が。昔の燕三条市、法外な市庁舎の建設を計画中とか。箱物を作りたいは、まだまだ多くの政治家の念願か。広大な田んぼのど真ん中に高層の市庁舎。この不況の中、人口の減少、大きな箱物が必要だろうか。反対の市民運動があり、反対・賛成派で市民は2分されているのこと。
建築に交付金(?)が魔物。市町村合併で、多くの市では、交付金をもとに法外な箱物を建設したと聞く。その維持が自治体の財政を圧迫しているようだ。本当に必要な物の建設であればいいのだが。交付金目当ての箱物、最後に自分の首を絞めるようである。大病院あれど勤務医が不足も、よく耳にする。
小さな話だが、科学映像館で公的な助成金をいただく。この種の助成金は半額助成、残りの半額は自己負担。しかも新規の事業を背負い込むことに。助成金をもらってよかったのかと悩むことも。新市庁舎の建設計画と通じる点もあるようだ。