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理事長便り(第3号―8/14)-科学映像館とは(その3)

科学映像館をもっと知ってもらいたい、貴重な映画をもっともっと観てもらいたいと、理事長便りを新たに企画。科学映像館サイトをなぜ始めたのか、その活動内容などを裏話を加えながら、シリーズでお届けするコーナー。今後、各作品の配信に至るまでの経緯、特に人と出会い、情報の入手、信頼関係など。そして貴重な映画の発掘へ。さらに制作の裏話などを順次、お知らせ。


理事長便り(第3号―8/12)-科学映像館とは(その3)-をお届けします。

5月1日「生命誕生」を配信後、主として生命科学映画を週1回、6ヶ月で30作品配信。その間、月600回再生程度で推移。

ところが、「68の車輪」(http://www.kagakueizo.org/2009/03/post-72.html)を配信した翌日、再生回数が千回。サーバーの管理者に検索してもらったところ、2チャンネルを介してカーマニヤに広まったようである。これ以後、多彩な映画を配信映画し、皆さんに観ていただこうと。

この映画、日立の茨城工場で製作した大型の変圧器を、常磐線と特殊なトラック(新幹線を運ぶトラックのCM)で野田市内を1週間かけ、時速20キロで東京東発電所まで運んだ作品。これぞまさに記録映画である。これを契機に10倍程度、視聴者がアップ。この映画の撮影を担当された春日友喜氏は撮影の舞台裏を(http://www.kagakueizo.org/2009/03/post-12.html)。

現在、290作品を配信。観ていただいた方が七万人、再生回数が十八万回と。松浦氏のブログで、素晴らしい映像アーカイブと紹介される。
(http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2008/06/2_1715.html)

また新聞、雑誌、ブログにより科学映像館を紹介していただき、徐々にアクセス数も増加の一途を。http://www.kagakueizo.org/2009/03/post-4.html


ウェブ配信とともに、HD化した作品を皆さんに観てもらいたいと、上映会を企画。第1回は川口のスキップシテイ(http://www.skipcity.jp/)で、第2回は新橋の映画美術学校で開催。しかし当時、スキップシテイ以外には、高画質の再生装置を備えた施設はまだ見当らない頃でもあった。東京ホーラムにも、科学未来館にも。

さらに他のイベントとも共催。8月には蓼科で小林健治氏のバョリンコンサートとのジヨイント上映会を開催。「生命誕生」(http://www.kagakueizo.org/2009/03/life-is-born.html)などを上映。また山形国際ドキュメンタリー映画祭と奈良先端技術大学院大学が東京で開催したイベントなどにも資料の提供など、積極的に普及活動を行う。4号は作品発掘の裏話、ご期待を。
by rijityoo | 2009-08-14 10:11 | Comments(0)