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朝日新聞記事へのコメントを紹介

科学映画 守って 生かして [09/09/25]へのコメントが届いていました。その内の2編を御紹介します。私達の仕事を理解し、今後への力熱いコメントに感激。

 何時も感じていることであるが、版権て何だろうと。映画は観てもらって始めてその価値が。関係者が映画を保存(?)し秘蔵化してもあまり感心したことではとは言えない。まして保存さえ十分されていないケースも。特に公的機関に多い感じがする。関係者の再考を促したい。

  米山記者への賛辞。確かに取材の苦労と掲載までの道のりは?彼の人柄と執念の結果がこの記事に垣間見える。

                 これぞ活字の仕事!

投稿者:ミーシャ 投稿日時:09/09/25 08:56

今日の記事こそ正しく新聞科学欄の正統な仕事だろう。喝采を贈りたい。6万本もの科学映画が充分に活用されないまま、既に品質の劣化の危機に瀕しているという。これは国宝ではないか。一日一作品見たとしても1世紀半も掛かる計算になる。野尻湖畔のナウマンゾウの発掘の記録の極一部を地元の博物館で見たが、何と衝撃を受けた事か今でもチャップリンの映画の中の動きの様に動いているゾウが目に浮かぶ。その影響力は図り知れない。
幸い、現政権の中枢には何人か「理系」の人達がいるようだ。この機会を捉えて、マスメディアが大きな声を上げ、デジダル化を進め、国内での再活用と翻訳して海外に提供するなど、日本の文化政策の大きな国際戦略として使える。その威力は戦闘機や給油の威力を遙かに超える。それにしても、我々の先陣達は困難な時に、大きな財産を残してくれた物である。理科系大学院生の総力を結集して、保存と系統化、専門分野を生かした翻訳を行わせ、学費の免除等の基礎研究の垣根を低くする施策に利用すべきである。


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            電子媒体は平和/平時でこそ

投稿者:Say爺ちゃん 投稿日時:09/09/25 06:31

古い話でカラーか白黒か忘れたが、心臓が鼓動する手術場面を見たときは、気分が悪くなって、視聴覚教室の外に出たことを思い出した。
これは迫力がありすぎたが、教育・記録映画は、教師・本(印刷物)を補完して余りある威力を発揮する。教育テレビが効果的なことを見れば一目瞭然。本日の話題は、テレビ以前の貴重な記録が多いと思う。
現状ではどうせ消え行く運命の古フィルムに主張する著作権とは何なのでしょうか。関係者のフィルム保存に向けた心理的努力に声援を送ります。
フィルム(内容)保存は、劣化防止の他、再生保存技術面では、デジタル化などIT技術が多く絡むらしい。ITを支える精密・微細技術はある意味で脆い。まだ古フィルムは劣化が見えるが、レコードは針がいるように、電子記録は何かひとつ欠けると何が書込まれているか判らない。平和/平時あっての技術です。折しも1面は、「核なき世界」へ決議、を見出しにしています。うまくいくとよいが。

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by rijityoo | 2009-09-26 07:24 | Comments(0)