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10月の三水会、野口氏の「現代物理学と新しい哲学」


  10月の三水会は21日学士会館で開催される。今月は会員野口幹夫氏の「現代物理学と新しい哲学」。野口氏の幅広く、素晴らしいリポートに拍手喝采。

  当日の話は、20世紀に入り、宇宙望遠鏡や放射観測衛星によって宇宙に関する知見が飛躍的に拡大。その中でも、「宇宙は膨張していること」。しかし人間が現在見ることができる物質は4%に過ぎない。残りは見えない物質とエネルギーであるとのことに始まる。

  次いで、アインシュタインの相対性理論、湯川秀樹の量子力学、朝永振一郎の量子電磁力学、昨年ノーベル物理学賞、南部、小林、益川による対称性理論まで簡明ご説明いただく。

  さらに超対称理論へ。この理論の証明のため、建設された大型ハドソン衝突型加速器。この装置はスイスのジュネーブの地下約100ヤードに埋められた17マイルのの円形トンネルで陽子のビームを加速できるもの。この結果を物理学者は期待して待っているとのこと。

  詳細は近々掲載予定の「骨の健康づくり委員会サイト」、花の雑学、三水会便りで。
  http://www.hone-kenko.org/
by rijityoo | 2009-10-25 07:47 | Comments(0)