人気ブログランキング | 話題のタグを見る

フィルムの保管

専門家によると、映像素材は、フィルムでの保管が最もいいらしい。ただし25度、50%湿度と厳しい条件下での話。他のテープなどの賞味期限は20年が限度とされている。しかも16mm映写機を始め再生装置がなく、観る事もできない状態。

フィルムは東京近代美術館付属フィルセンターで保管されていることが多い。しかし搬出料と期間が3週間で、なかなか厄介である。一般の方にはセンターの存在すら知られていない。したがってオーファン映画になることも多いらしい。

一部の制作者、東京シネマ新社岡田氏は、関係フィルムをデジタル化して保管するとともに活用にも心している。しかし、廃棄されたり、蔵の中に眠っているケースもかなり多い。かけがいのない映像は、現状では、デジタル化し活用することが望ましいのでは。
by rijityoo | 2010-03-16 07:13 | Comments(0)