2010年 04月 29日
「つばめを動かす人たち」の音楽伊福部昭氏への・・・
音楽:伊福部昭
全部で25分ほどの記録映画で、曲は7曲。
ピアノがゴンゴン響く重厚なタイトル曲に、SL疾走シーンの重い曲。
とりわけ印象に残るのは、沼津→名古屋間の快調な伊福部マーチ。
快適で順調な列車の進行のイメージか。
当時の最優等列車。紳士淑女が食堂車でビールなど飲んでいる。
これはどこかで使われていた曲に似ている・・・
はじめにSLが爆走するシーンでは、曲をつけず、様々なSLの走行音だけ聞かせる映像だ。
また、当時の日本人はとても姿勢が良く、凛々しい。
重く渋い映像の中、きらりと光る女性陣!
伝説の「つばめガール」に浜松駅ホームの「ハーモニカ売り」!
終着駅で2人のつばめガールが機関士に花束をうれしそうに届けるのだが、
その辺の音楽はチェロがメロディーを弾く静かな音楽。
昭和29年といえば、あの「ゴジラ」の年。
映像も音楽も満喫できた。
携帯プレーヤーに音声のみ録音する。
明朝通勤電車で聴くことにする。