2010年 07月 19日
本年度第一四半期の報告書
年度末の数件の報告書と新年度申請書が重なり、第一4半期の活動報告が遅れたことをお詫びいたします。さて2007年4月創設されたNPO法人科学映像館は,この4月から4年目を迎えました。その間、多くの方に支えられて、順調に活動を行なっています。6月までに配信を許可された映画は420作品となり、多くの方にこれらの作品をお楽しみいただいております。再生回数もすでに30万回を突破いたしました。その結果、本年も埼玉県文化振興基金が交付されました。また岩波書店が企画・販売中の「日本のドキュメンタリー」第4巻産業・科学編の執筆依頼があり、10月上旬発行される予定です。
活動報告
1.本年6月末の配信映画:380作品、仮配信映画(ブログから):24作品、配信作業
中の作品:16作品。配信開始以来の鑑賞者数:123,875人、再生回数:308,245回、
観賞時間:19,231時間。
2.平成33年度埼玉県文化振興基金助成事業に申請していた「科学映像遺産を守って、生かそう事業」が採択され、正式の交付決定通知が届く。7月から2月末の8ヶ月間の事業で74万円が助成される。
主な事業は①科学映像遺産の発掘と配信。②配信映像の普及活動:科学映像館サイトの英語版と科学映像館のパンフレットを作成。
現在の作業状況
①英語版サイトの作成は作業も順調に進み、今月中に配信予定である。
②映像遺産の発掘と配信状況、41作品の配信または配信準備中
東京シネマ:「光の技術」の配信と4編の配信準備作業中
日映科学映画製作所:「つばめを動かすひとたち」など8編の配信と3編の配信準備
東京文映:「振動の世界」など2編の配信と8編の配信準備中(内2編は理研から配信許可が)
日立製作所:「こうみ」など4編の配信と10編の仮配信中
長島信五氏:撮影の「延年舞」を配信
③パンフレット第2号を企画中
なお上記以外に3件の財団にお応募したが、残念な結果に終わる。
3.岩波書店企画・発行の「日本のドキュメンタリー」(全5巻)の産業・科学編に
副理事長岡田一男氏と久米川に執筆依頼があり、脱稿。10月発行予定。また同時に販売されるDVDボックスにも科学映像館配信中の3作品が収録される予定。
4.ご寄付及びご支援に感謝
ご寄付頂いた企業:帝人ファーマー株式会社、あすか製薬株式会社、株式会社クリニカル・トライヤル
個人会費と個人のご寄付
ご支援頂いた企業:東京光音、みの電子産業、TIC net株式会社
以上の企業及び個人の方々に心から感謝する。