本当に早いものでである。筆者はこの事故をワシントンDCのホテルでのテレビで知る。埼玉北西部を旋回しながらの情報もあり、早速家に電話しある程度の情報を得る。
この年は、ダラスで着陸時の事故、英国で離陸直後の爆破による事故などがあり、不安なアメリカ旅行の最中での出来事。ロスでの学会後、NIHに招待されたワシントンDC滞在中のことゆえ、よく記憶している。日本航空では安全啓発センターに当時の資料を展示し、社員の研修に努めているとか。
他の会社、また一般の方も活用すべきではと思う。過当競争で格安料金の路線が多くなった今日、関係者は安全には最善を期してもらいたいと願う。
米国の骨代謝学会出席のための旅行であった。ロスでは、初めて骨を壊す多核の破骨細胞が癒合によること示す。The Bone IIをテキサス大学サンアントニオ校のDrマンデイ、ルウドマン、昭和大学から留学していた高橋先生らに見てもらった記憶が甦る。これ以来破骨細胞の研究はラットでなく、マウスを使用するようになる。