2010年 08月 17日
「広重」を仮配信
企画:三菱重工業株式会社 製作:日映科学映画製作所 カラー19分(1955)
監修:高橋 誠一郎 画評:内田 實著「広重」
スタッフ
製作:片田 計一 脚本。演出:諸岡 青人 撮影:広木 正幹 照明:城戸 博司
録音:金谷省一郎 音楽:黛 敏郎 進行:飯田 勢一郎
資料
式場 隆三郎 渡辺木版画舗 酒井好古堂
天保4年(1833年)には傑作といわれる『東海道五十三次絵』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博したらしい。
この映画では、「東海道五十三次絵」を現在(1050年代)を重ね、当時の面影を探りながら広重に迫っている。例えば、鎌倉の近くを流れる柏尾川を渡った橋畔の茶見世「こめや」は今も現存し、同じメニュウをお客にサービスしているとか。