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伝承館から冊子が届く

先日、伝承館の責任者中野良夫氏から「昭和町風土伝承館 杉浦医院」の楽しみ方ガイドブックと題する冊子が届く。中野さんと「NPO法人つなぐ」のメンバーによる共作ものらしい。杉浦健造博士と三郎博士の偉業とともに、風土病再認識の貴重な資料と思う。今後、順治ご紹介したい。

今回はその第一回「杉浦医院は昭和町風土伝承館 杉浦医院」としてよみがえった。

杉村医院は、明治から昭和までのおよそ百年間、山梨県中巨摩群を中心に広がっていた原因不明の難病と戦ってきた個人病院でした。そして、杉浦健造博士と、その息子である三郎博士は、この難病が日本住血吸虫と言う原虫による「地方病」であることを突き止めたのです。

二人は、その後も資材を投じて地方病の研究と治療に生涯を捧げました。健造博士は、県内における地方病研究の先駆者であり、三郎博士も父の研究を引き継いで地方病の専門家になりました。杉浦医院は、三郎博士がなくなった昭和52年に閉院しました。

この悲惨な出来事に献身的に取り組んだ杉浦親子の功績を次代にいくために。平成22年、杉浦医院は、「昭和町風土伝承館 杉浦医院」としてオープンしました。昭和4年の建物はもとより、院内の各部屋はのたたづまいは当時のまま残されているため、「地方病」に対した杉浦博士たちの熱い思いや苦闘の様子をしのぶ事ができます。

by rijityoo | 2010-12-07 17:24 | 伝承館(13) | Comments(0)