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伝承館(11) 「急性型」と呼ばれる地方病は、感染後に発熱や、せきなどを伴う症状がでる。

日本住血吸虫が人間の皮膚から侵入すると、侵入部分がかゆくなり、赤く腫れてきます。感染すると、2~3週間の潜伏期間を経て、倦怠感、食慾不審などの初期症状が出ます。侵入した吸虫の数や
発育の差、感染頻度、免疫状態などによって症状は異なります。

感染してから一か月後には産卵が始まります。虫卵は、腸の壁に産みつけられ、発熱や血便、腹痛などが起こります。このような症状は、急性型の特徴です。

by rijityoo | 2010-12-20 13:45 | 伝承館(13) | Comments(0)