２作品の紹介

中島映像教材出版から、以下の２作品が提供されました。来る１７日に配信予定です。中島太一代表からいただいた２作品の紹介文を、まずお届けします。来週配信予定の｢魚沼の酒造り」も同社の作品です。


「ともに支え、ともに歩む-精神障害者就労の現場から-」
平成20年度作品　32分　　企画制作　NPO法人　全国精神障害者就労支援事業所連合会（NPO全国職親会）制作協力　株式会社中島映像教材出版

　精神障がいをもつ人たちが社会で働いていくためには、現在でも多くの壁を乗り越えなければなりません。それらの多くの壁は、本人のもつ障がいそのものもさることながら、雇用者や彼を取り囲む社会の側にたくさん存在します。
　この作品は、全国で元気に働いている精神障害者を訪ね、彼ら自身の言葉や彼を支える会社、地域の人たちの活動や考え方を取材し、皆さんにお伝えするためにつくられました。私たちは、これからの精神障害者の就労・就職を応援します。

「湖畔より-ある地域精神保健福祉の歩み-」
平成17年度作品　31分　企画制作　社会福祉法人　桑友
制作協力　株式会社中島映像教材出版

　島根県東部を中心の活動している、社会福祉法人桑友は1988年に創設されてから、もう23年もたちます。
「病気をする前に抱いていた夢を希望をもう一度見て欲しい」
　そういう想いから活動を始めたとき、通所してくるメンバーは、3名でした。
　宍道湖の畔にたち、ふるいドライブインの建物を改装した作業所に集まった人たち。少しづつ、一歩づつ仲間が増え、仕事も広がり、いまは、100名を超える人たちが働くようになったのです。
　この作品は、その事業が始まってからいままで桑友が歩んできた足跡を追いながら、地域で精神障害をもつ人たちが楽しく元気で生きていくために、なにが必要なのかを問いかけるものです。
「まるベリー（桑友）は彼方のより豊かな人生の追求と自己決定により選択された生き方を支援します」