2011年 09月 02日
来週の配信予定映画
3月末から東京光音には200件以上の沼水にまみれたフィルムやビデオテープが持ち込まれ、約3ヶ月かけて修復、復元し、被災者にお届けしたと言う。その発端は黒澤淳子さんが被災にあった釜石の実家から8mmフィルムを見つけ、一枚の静止写真でも復元できないかと盛岡市近くの写真館に持ち込む。その写真館は東京光音松本所長のの実家であった。これを切っ掛けに被災地のフィルムとテープの修復、復元が始まった(朝日新聞4月12日)。なお黒澤さんのご両親は津浪で亡くなれる。ご冥福をお祈りしたい。
今回はこれらの映画の修復の模様とともに、黒澤さんの修復にかける思いと復元した映画についての思いを語りながら映像が進行。松本氏と提供者との話し合いにより、期間を限定して配信することに。黒澤さんら映像提供者に感謝。
今回の様に泥水をかぶったものフィルムやテープの修復と復元は可能な時代に。超劣化したものも含めて公的、私的な貴重なフィルムを修復、復元し、後世に残したいものである。