2011年 10月 23日
配信開始4年半
東日本大震災以後、特に原発関係、津波の映画は多くの方がご覧になる。4月の再生回数は10万回を越え、科学映像館は国内ばかりでなく、国際的な評価もえている。これらを考慮し、さらに日本で唯一とも言える、記録映画アーカイブである科学映像館としてのあり方を見直し、存在感を高めたいと思っている。
例えば創設時からの念願であった、活用面の充実、配信映画の学校教育、福祉、医療面などでの利用を他の組織と連携して進めたい。
その他運用面では、創設時に作品提供者と取り交わした覚書を今後の運営も考慮して見直す。例えば素材の提供により、対応のあり方を関係者とご相談の上、検討する。
もう一点は、科学映像館活動などを作品ごとに、例えば科学映像館の役割、デジタル復元及び配信サーバー管理者の協力、作品のデジタル復元への支援者と助成金などを明記し、鑑賞者のご理解を深め、ご協力をお願いする。最近配信した2作品には添付済みである。