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久米さんの科学映像便り

徳島新聞電子版

美馬の佐藤さんが映した半世紀前の映像

 美馬市脇町拝原の佐藤一夫さん(85)=市文化協会会長=方で見つかった1960~70年代の記録映像8作品がインターネット上で無料公開され、人気を集めている。映像遺産の保存に取り組む埼玉県のNPO法人・科学映像館を支える会が運営するホームページ(HP)で昨年12月から順次配信し、再生回数は8000回を突破。当時の時代背景を知る貴重な資料として専門家らの関心を集めている。 

 公開されているのは、吉野川に架かる名田橋の工事工程を記録した「名田橋架設工事記録」や、自衛隊による県道三縄停車場黒沢(くろぞう)線工事を収めた「道を拓(ひら)く」、かつて美馬市の伝統産業だった和傘の製作過程を撮影した「和がさの里」など8作品。いずれも趣味で映像制作を行っていた佐藤さんが8ミリフィルムで撮影している。

 昨年10月、支える会の久米川正好理事長(76)=美馬市美馬町出身=が市内で講演したのをきっかけに、佐藤さんが過去に撮った映像のうち8作品を同会に送った。作品は12月からHPで公開され、今年9月にすべての配信を終えた。

 
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名田橋架設工事記録は9カ月で再生回数が約4千回あり、HPで配信されている約450タイトルの中でもトップテンに入る人気。工事記録や伝統産業などを撮影した作品は全国的にも希少といい、佐藤さんの作品は当時の社会情勢や時代背景を知る手掛かりとして、専門家や教育関係者らから注目を集めているという。

 
 佐藤さんは「何十年たっても価値のあるものを撮りたかった。今を生きる若い方にぜひ見てほしい」と話している。
by rijityoo | 2011-10-26 17:23 | Comments(0)

今なぜ、科学映像館か? その舞台裏を語ります。