2012年 04月 11日
満5年を終えて(その4)
3社の作品が出尽くした2年目から、新配信映画をもとめて、積極的に映画の発掘活動を始める。いろんな方にお世話になったが、「68の車輪」のキャメラマン春日友喜氏には大変お世話になる。
「ああ野麦峠」(大竹しのぶの処女作、監督:山本薩夫)の製作者山岸豊吉氏をご紹介いただく。山岸氏はJA関係の多くの映画を手掛けており、その作品数数百本と言われている。現在は安曇野で奥さんと有機栽培で育てた野菜を供する民宿を営んでおられる。
全農映画製作会社を辞められた後のことで、JA時代の作品がご提供いただけなかったのは残念なこと。しかし、安曇野に移られた以後製作された、「賀川豊彦の生涯」、「怒りの大地」など数作品をご提供いただく。自然を愛し、大規模農業に一貫して反対してきた、見るべき作品が多い。
1970年代に開催された沖縄海洋博覧を記念して製作された、「海と地球」、「海と生命」、「海と人類」、「海とロマン」と「海と生命」企画:日立製作所 製作:日本シネセル全48作品。春日友喜氏も撮影に参加されたことでもあり、日立の広報部を日本シネセルの方と訪れるも、日立には作品が所有されていないとのこと。後日その一作品「ミクロの毒針」がある人から提供され、配信中である。他の47作品は?大変残念なこと。