2012年 04月 13日
満5年を終えて(その6)
川本氏も会社を閉じ、東京を離れてひっそりとご夫婦で、フィルムが散逸の現実が。デジタル後、DVDとプレヤーを持参してTVにセットし、ご覧いただく。20年ぶりに蘇った作品をご覧いただき、我々を信用いただいたようである。
その後、川本氏からは、以後「YS-11]、「御崎馬」など全8作品が提供される。以上の様に、それぞれ作品にそれぞれの発掘物語があり、異分野の方との出会いもあり、またやったと言った達成感がこの活動を支えているのかも。
先日、「御崎馬」の製作に関係した塩瀬エリカさんのお姉さんから、メールが届く。彼女は現在カナダの大学で教授をされており、教育にこDVDを是非、欲しいとのこと。川本氏と相談のうえ、彼女にDVDを贈呈。監督と撮影助手は、配信映画が取り持つ縁で、20年ぶりの再会となる。
ブログ、Twitterなどで寄せられた数々の言葉以外にも、監督とお弟子さんの20年ぶりの再会、桑木氏ご子息の礼状、製作自身が自分の映画との再会なども、この活動の陰で大きな支えに。
大変お世話になり、新配信映にコメントいただいてきた春日友喜氏、最近、帯状疱疹が長引き、メールの交換もなくなる。ご回復をお祈りしたい。また川本氏も先日、ひざ関節の手術をされ、自動車を運転されて、片道2時間かけてリハビリへ。その気力に感服。