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私にとって印象深い「水車から電気へ」

科学映像館配映画も多くの映画製作関係者のご協力により、500作品近くとなりました。、また科学映画のみならず、幅広いジャンルの作品をお届けし、多くの方に閲覧、活用されています。関係者に心から感謝します。しかし表示の不備もあり、ログ解析の結果等から、うずもれている秀作も少なくないようであります。

そこで今回、うずもれている映画をご覧いただくきっかくけになればと、多くの方々に印象に残った作品を推薦していただく,新たなカテゴリ「私のおすすめ映画」をブログに設けました。この資料から、貴重な作品を再発見し、また閲覧の参考資料にしていただければ幸いです。

「水車から電気へ」

「水車から電気を作り出せることは知りませんでした。」 これは、映像を見た中学生の感想文です。 豊かな社会に於いて私たちが忘れ去ろうとしている史実を思い出させてくれる一言です。映像は時を超えて、しかも短時間にいろいろな角度から私たちに伝えてくれます。時には実物よりも美しく感じさせてくれたり、そのときに見えなかったものまで紹介してくれたりするなどで、よりわかりやすくしてくれます。

この映像は、電気を作り出すことだけではなく、その時代にどのような経緯を持って作り出させたか、疏水工事を推進した、第3代京都府知事・北垣国道、北垣知事に見出されて工事を任された土木技術者・田辺朔郎(工部大学校卒業24歳)の偉業など、日本人の知恵、その知恵をはぐくむための教育機関、そして、その人材の活用などが凝縮されて語られており、私にとって印象深い映像です。(T.Kunimi.)
by rijityoo | 2012-05-23 22:38 | 私のおすすめ映画(9) | Comments(0)