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信濃毎日新聞で「上伊那の行事と祭り」が紹介される


6月8日信濃毎日新聞で「上伊那の行事と祭り」しょうかいされる。

「上伊那広域連合や、幕末から明治期に伊那谷を放浪した俳人井上井月(せいげつ)の顕彰会(伊那市)は、上伊那地方の祭りや伝統行事の記録映像をインターネットで配信する。映像は、井月の映画「ほかいびと伊那の井月」の北村皆雄監督(69)=伊那市出身=が「未来への文化遺産」として撮影。一部は配信を始めた。

 文化庁の補助事業を活用し、広域連合が顕彰会に記録、編集を委託。北村監督が上伊那8市町村教委と協議して30の祭りや行事を絞り込み、映画と並行して2008年から撮影してきた。

 ネットでの公開はNPO法人「科学映像館を支える会」(埼玉県)のサービスを利用。現在は、伊那市西箕輪の仲仙寺参道にあるわら製の蛇の神様「神願(じんが)様」、上伊那郡飯島町日曽利(ひっそり)の松飾りを燃やす小正月行事「かさんぼこ」の映像を配信している。来年1~2月までに全30作品を公開。DVDも作り、上伊那の中学高校や図書館などに配る。

 北村監督は「東日本大震災被災地では、仮設住宅で暮らしながらも祭りを復活させようとする地域が多い」と指摘。「上伊那で万一、災害や後継者不足で民俗芸能が廃れたとしても、映像を基に再現できればいい」と話している。」
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by rijityoo | 2012-06-09 10:40 | 活動の蔵(1、208) | Comments(0)