2012年 09月 02日
遠藤先生が拙著を紹介してくださる
「遠藤浩良です。
存続と普及が今や危殆に瀕している我が国の科学や文化についての貴重な映
画というアナログ記録を、このIT時代の最高技術を駆使してデジタル復元し、それら
を何と無料でWeb上に提供している 「科学映像館」(http://www.kagakueizo.org/)
について、NPO法人「科学映像館を支える会」理事長の久米川正好先生が、2007
年に同館を設立するに至る経緯や、その後現在までにデジタル化した映像をインター
ネットで提供するに当たってのご苦労などを、以下にこもごも語っておられます。
科学映像を守る 記録映画の保存と活用
久米川 正好 情報管理 55 (6) 400-406 (2012)
小生は、現役中は久米川先生と同じく組織培養法を使って研究をしておりまして、
先生がこの道にお入りになる端緒となった骨の培養ではご一緒させていただいたこと
がありました関係で今でも大変に仲良しで、「科学映像館を支える会」では名誉理事
を務めさせていただいております。と言っても、小生はこんな紹介をする位が関の山で
すが、久米川先生は、ご定年後のここ5年間、この素晴らしいお仕事を、文字通り無
償のボランティアとして、体を張って独力でやって来られました。頭が下がる想いです。
初めは埋もれている自然科学の映画、特に骨の研究の映画を皆さんにご提供す
る積りで始められた( 科学映像館 )ですしたが、今
やカバーするカテゴリーは
•教育映画
•自然
•動物
•植物
•生命科学
•消化器、循環器、呼吸器系
•骨
•皮膚
•医学・医療
•食品科学
•工業、産業
•農業、漁業、暮らし
•社会
•芸術、祭り、神事、体育
と大幅に拡がっていますので、皆様の御趣味に合った思わぬ拾い物の映画
に遭遇するかもしれません。是非一度HPをご訪問いただいたらと思います。
久米川先生のご尽力はこれからまだまだ続きますので、皆さん是非とも
久米川先生( kumegawa@kagakueizo.org ) を応援してあげてください。宜しく
お願い致します。」
遠藤先生のご紹介は2,000名を超える方に発送され、毎回数倍のアクセス件数が増加と効果的であり、ありがたい。