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あるブログで紹介された記事「科学映像館の挑戦」


子どものころ、といっても小学2年生のときだが、課外授業で「青い大陸」という

海底探査の記録映画を見た。

学校から歩いて数分の「モンブラン」という映画館で見た映画は当時として

未だ珍しいカラー映像だった。

マリンブルーの海を海洋調査船が航海し、不思議な形をした海底生物などを

撮影した科学ドキュメンタリーの映画だった。自然の神秘的な美しさや不思議さ

を今でもよく覚えている。

半世紀以上前のことが思い出せるんだから、

それだけ子どもに強い印象を与えた映像だったわけだ。

こうした科学映画は地味だけれど、実は世の中にけっこう存在するんですね。



NPO法人「科学映像館支える会」で管理・運営するインターネットサイト

「科学映像館 」がそのことを教えてくれる。

会社の倉庫などで廃棄されかねない情況にあるフィルムを発掘し、

ホコリやカビを洗浄し、丁寧な手作業でデジタル化している。

こうして復元された貴重な映像がアーカイブ資料としてインターネット上で

無料公開されている。まさに「デジタル科学ライブラリー」です。

これら旧き黒白映画を眺めていると、昭和30年代の懐かしい時代風景が甦ります。

むろん、制作者との事前了解を得てのことだが、その数は膨大で、たとえば

「原子力発電の夜明け」(1966年)などは時節柄けっこう見られているようです。

一見の価値はあります。
by rijityoo | 2012-09-09 23:21 | 活動の蔵(1、208) | Comments(0)