科学映像館物語５．電話取材

今回は科学映像館の創設までのハードル、即ちＮＰＯ法人申請書類、委員の承諾、Webサイトの企画と作成、デジタル化作品の選定、契約書の作成および配信までの道筋に焦点を合わす。

1963年に製作された「生命誕生」のスタッフの中で唯一の生存者、生物資料を担当された浅香時夫氏は80代後半、ご健在でヨネプロダクシオンで映画製作されておられる。2007年5月1日、第1作「生命誕生」を配信した時いただいた電話は本当にうれしかった。「先生いい仕事をされましたね。製作した時と全く同じです。50年前の作品が見事に蘇りました。本当にありがとう。」。この電話は現在の活動の原動力になっている。