人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大阪大学大学院生からのメール

下記のようなメールが届く。カテプシンK物語が彼らの目に留まった様である。

「私は大阪大学には大学院から所属しており、気づけばもう4年目です。
研究内容は上皮細胞間のバリアーを作るTight Junctionを中心に行なっています。
人為的にバリアーの性質を制御することで個体レベルでどのような影響がでるかをテーマにしています。毎日の研究生活は辛いですが楽しんでおります。諸先輩方のような研究ができるよう精進致します。

ところで、まだ企画段階なのですが、
NPO法人などの形で、インターネット上に科学知識とその歴史についてをまとめる大きなサイトを作製しようという話があります。

今は個人の方が研究の背景などを紹介していたりするのですが、50年先、100年先を見据えると、web上に公開するのが難しくなったり、更新ができなくなって埋もれてしまうことが考えられます。一つのサイトにまとめることで、こういった個人の研究者の情報をリクルートし、若手参加型の支援プログラムとあわせることで半永続的な運営ができるのはないかと模索しています。

是非、立ち上げの際には、先生のブログにあるカテプシンK物語も検討していただけたら大変嬉しいです。
その時には、また連絡をさせていただいても宜しいでしょうか。企画内容の説明等を含め、お伺いできれば幸いです。」

雑誌で報告された結果は成功例のみであり、その舞台裏の苦労、成功へのちょっとしたきっかけ、失敗例から得た宝物には、その大小にかかわらず、それぞれの素晴らしい物語があると思う。

その後電話で、もう少し具体的な話も。関係者が一方的に書くのではなく、カテプ電話か、チャット形式、さらに直接面談し、聞きだすと素晴らしい内容を伴った物語になるのではと。
by rijityoo | 2012-10-06 10:41 | 活動の蔵(1、208) | Comments(0)