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風土伝承館を訪ねて

去る11日庄和町の風土伝承館を訪ねたが、杉浦健造(1866~1933年)・三郎(1865~1977年)先生の日本住血吸虫の解明と治療に当たられた偉業は計り知れない。

杉浦医院と住宅が風土伝承館として4年前から仮オープンして以来、多くの方が訪ねているようである。山梨県のみならず、東京、千葉、埼玉と遠くからの訪問者も多いとか。風土伝承館を訪ねて_b0115553_1916363.jpg
伝承館の入り口には「NPO法人科学映像館を支える会in山梨」の看板も。

杉浦医院はほとんどそのままで保存されている。大正から昭和の医院を垣間見ることが出来る貴重なもの。最近あるドラマにも使用されるとか。

調剤室のドイツから輸入した浄水器、上皿天秤、ガラスの注射器、包帯など懐かしい。診察室には超小型のレントゲンも。風土伝承館を訪ねて_b0115553_19193423.jpg

健造先生は大変新しいもに関心が深く、待合室にはグランドピアノも。それで患者さんに気遣い畳の待合室。しかし、すでに喫煙室があったのにはびっくり。患者さんへの思いやり一杯の懐かしい医院でした。
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by rijityoo | 2012-10-13 17:38 | 活動の蔵(1、208) | Comments(0)