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科学映像館物語9~補足

TV番組制作者は、科学映像館の配信映画を検索し、目的の映像を探すようです。配信映画の使用権は制作会社にありますから、制作番組の概要を伺い、制作会社に転送しています。1週間に3,4回問い合わせが飛び込んで来ることもあります。配信映画を多くの人に見てもらおうと始めたことから、これも科学映像館の大切な仕事でしょう。

昨年の3月から5月は忙しい日々でした。例の「福島の原子力」の映画です。多い日は2,3回問い合わせと対応に追われました。報道番組ですから、2,3日前に電話が入るのはいい方でした。番組の概要をメールしてもらい、制作会社に転送と返事の日々でした。ウィークデイはDVDを東京光音に、週末は川越までバイク宅急便が来ましたね。

この3か月間、日映科学映画製作所の英断で、映像を無料提供しました。その代り、映像の出所を明確してもらうようお願いしました。時により番組HPで紹介してもらったり、Twitterでのつぶやきもありました。お蔭で制作会社も科学映像館も広がりました。TV番組の制作費も、以前に比べれば少ないようですから、制作者も映像の利用方法を柔軟に考えるべきでしょうか。
by rijityoo | 2012-10-16 17:10 | 科学映像館物語(18) | Comments(0)