2012年 11月 18日
ギージー教授の総義歯調整法を見て
日本語版を作られた故加藤吉昭日本大学松戸歯学部教授は、ギージー法について以下のコメントを。
「1920年代における使用器具・材料は決して満足なものとは言い難い画、ギージー法は、当時のヨーロッパの補綴臨床では画期的な臨床術式として脚光を浴びたことと推察される。
80年を経た今日、当時の<ギージー法>の作業手順を、現在市販の優れた多くの補綴用器材に置き換えて適用、実践したとすれば、より機能的な総義歯が容易に調整されるであろう」
使用材料は別として術式の基本は80年前にほぼ確立して・・・?