2012年 11月 28日
遠藤日記をご紹介します。「 日本とどう違う?IT大国エストニアの医療」
「人口130万人のちっぽけなエストニアが、ITに関しては ”大国” なんですね。
日本とどう違う?IT大国エストニアの医療
欧州の北東部、バルト海沿岸に位置するエストニア共和国。インターネット
電話サービス「Skype」を開発したIT大国であるこの国では、国民にID番 号
を割り振り、その情報をインターネット上で管理する。人口約130万人に対し
て医学部は1つしかなく、医師不足が深刻な状況で、医療現場での効率化
が進 み、処方箋の多くがインターネット上で交付されている状況だという。
ITによる効率化は、医療をどう変えたのか。そこから見えてくる日本の医療
ITの課題 とは―。【島村友太】
■IDカード1枚であらゆることを
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■処方箋の電子化
最近では処方箋をインターネット上で発行することも可能になった。すべ
ての病院と薬局がシステムでつながっているため、医師がオンラインのフォ
ームを通じ て処方箋を交付すると、そのデータが薬局の薬剤師の元に届く。
患者は、薬剤師に自身のIDカードを提示するだけで、医薬品を受け取ること
ができるという。
エストニアでは、慢性的な疾患の再診などでは、患者は必ずしも医療機関
を受診する必要はなく、常用薬の補充が必要な場合、電話やメールで医師
にコンタクトを取れば、医師が処方箋を発行し、薬局に連絡をしてくれる。
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・・・・・ エストニアのようなクラウド型の情報管理システムは、日本でも
十数年前から技術的には実現可能でした。しかし、日本では、情報漏えい
を防ぐための議論は されても、情報漏えいが起こった後にどうするかという
有事研究が進んでいません。だから、「もし情報漏えいが起こったら、リスク
が大き過ぎるので、電子カ ルテもデータシステムもやめましょう」という結論
になってしまう。 ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・
大いに考えさせられますね。日本がこうなる頃には生きていないだろう小生
はいいですが、お若い皆さんはこうした完全な情報化社会のあり方を自身の問
題としてもっと考えないといけないですね。」
過疎化と高齢化の日本も、コムニュテイなどで情報伝達法をもっと考えてみては、如何?自治会の回覧も一理あるが、組長選びに苦労している。簡単な連絡にITが応用できないか。
徳島県南部山間部で葉っぱを年寄りが集め、都会に出荷している事業。80歳以上の年寄りがITで入札、出荷の手続きを行っている。シンプルにすれば誰での利用できる。