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企画・制作会社は古い貴重な映画をなぜ・・・・・・

1970年以前、企業は多くの商業映画や教育映画を制作したとのことである。記録映画の保存と活用研究会が2007年発表した結果では,制作された記録映画は10万作品を超えている。その一部は制作会社がデジタル化して保存している作品もある。しかし大多数の作品は死蔵化の一途をたどっており、大変残念なことである。

また会社や市町村の合併で廃棄された作品も多いとか。我々一NPO法人ではなく、しかるべき団体または組織でこれらの作品を効率よく収集し、デジタル化してウェブで配信し共有化を図るべきであろう。今からでも遅くない。

我々は6年弱で600作品を収集しデジタル化して保管している。そのうち、528作品をウェブで無料配信し、
だれでも、どこでも、いつでも自由にご覧いただけるよう皆さんにお届けしている。これらの映画は、大学で、大学院で、小中学校で、企業の研修にも活用されていると聞く。

如何でしょうか。企業、制作会社の皆さん方、貴重な映画を多くの方に見てもらい、活用してもらいませんか。
映画は倉庫に眠っていては・・・・。映画は見てもらって初めてその価値があり、今は亡き第一世代の制作者もお喜びになられるでしょう。

会社のホームページにはCSRが高々と歌われていますが、これも一つ立派な社会還元でもあり、宣伝効果もありますよ。わざわざ高いコマーシャル映画を作らなくても、有効に使える映画もありますよ。

また制作会社の方々、制作者が作品を守ることも大切せすが、売れない作品を所蔵していても如何でしょうか。せめてデジタル化しませんか?ある会社のホームページに16mm映画、VHSリストが掲載されていますが、再生機もなくなった今日、だれが見るのでしょうか?少し間違った思い込み、思い違いがあろのでは?
by rijityoo | 2012-11-29 23:44 | 活動の蔵(1、208) | Comments(0)