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風速18mで崩壊した「タコマ橋」は、つり橋の設計変更を

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振動の世界企画:神鋼電機(株)、製作:東京文映(株) 1971年 カラー 29分 

【作品解説】
大自然の振動、波と船、地震と建物、風と吊橋、大気と自動車、レールと鉄道車両、機械と振動、振動の利用など、現代の科学技術がどのような振動と取り組んでいるか、また、どう対処しているかを描く。振動の応用面にまでふれている。中々の力作である。

1940年11月7日、振動工学史上の一大事件が起こる。世界第3位のつり橋タコマ橋(米国)が、風速わずか19mの風で共振し、崩壊した映像である。当時のニュウス映画の映像ではなく、近隣の写真屋さんが撮影した貴重な映像。個人的に使用権を交わしたとのこと。

丁度このころ日本では、つり橋の建設計画があり、一時工事を中止する事態となる。

レールと鉄道車両でも、北海道で脱線事故があり、諸種の防止実験が行われていた時期であり、貴重な資料満載の映画である。
by rijityoo | 2012-12-09 19:03 | 活動の蔵(1、208) | Comments(0)