2012年 12月 30日
薬局で気軽に糖尿病検査しては如何ですか
徳島県が糖尿病の死亡率のダントツの一位の原因はと徳島大学が疫学調査をおこなっています。その結果、運動不足と暴食が原因らしい。1日の歩行数が全国平均の6、000歩に比べて1、000歩少ないようで、歩け、歩け運動キャンペーンを。
鉄道の普及率は低くて44位で、車は12位と多い。これも歩かない原因の一つでしょうか?車がないと用を足せない県ですか。
お隣の香川県も死亡率が多いらしい。これはうどんの普及とそのトッピングが原因の一つでは結果が。とにかく太り過ぎは問題ですね。
以下は遠藤先生からのメールです。
「糖尿病による死亡率が全国で最も高い徳島県で、薬局を訪れた客が無料で糖尿病の検査を受けられる取り組みを、筑波大と 徳島文理大の研究グループが進めている。代表者の筑波大大学院の矢作直也(やはぎ・なおや)准教授は「手軽な検査方法を広げることで、重症化する前の治療 につなげたい」と期待する。
厚生労働省の2010年の調査では、成人男性の14・7%、成人女性の8・1%が医療機関などで糖尿病の疑いを指摘されたことがある。
徳島県の11年の糖尿病による死亡率は10万人当たり17・3人で全国1位。1993年以降、07年を除いて死亡率が全国1位の不名誉な記録を続けている。
糖尿病は自覚症状がないまま進行することが多く、早期発見が課題。今回の取り組みは、気軽に検査を受けてもらうことで糖尿病予備軍を浮かび上がらせることが狙いだ。徳島県内10カ所の薬局で検査を受けられる。
細い針を自分で指先に刺して微量の血液を採取し、測定器で最近1~2カ月の平均的な血糖値の高さが分かる指標「HbA1c」の値を測る。痛みはほとんどなく結果は約6分で出る。
値が基準を超えていた場合、薬局は病院での受診を勧める。10月下旬のスタートから11月末までに検査を受けたのは417人で、うち24人が糖尿病と疑われた。
取り組みに参加しているスマイル調剤薬局山城店(徳島市)の薬剤師大田真也(おおた・しんや)さん(28)は「検査を受けるのは40~60代くらいの人が多い。正常な結果が出ると、みんなほっとした表情で帰って行く」と話した。」