2013年 09月 08日
学童の集団疎開を描いた「みんなわが子」が届く
みんなわが子
制作:全農英
協力:静岡県富士宮市第3小学校 山梨県増穂町 農協、南小学校、妙祐寺
原作:月光小学校「学童疎開の記録」
資料をもとな映画化されたものである。山岸豊吉氏の許諾を得て近々配信予定
ちなみに学童疎開とは以下のように説明されている。
「太平洋戦争の末期に戦況の悪化に伴い、米軍機による本土空襲が必至の情勢となったため、政府は学童の安全を守るため、 東京をはじめ 横浜、名古屋、大阪、神戸、小倉、門司 など全国 13 の大都市、工業都市 に住む学童を、昭和 19 年 ( 1944 年 ) 8 月から半強制的に地方へ疎開させましたが、空襲が激しくなった翌 20 年には更に 京都、呉などの 4 都市 を疎開指定都市に加えました。その結果大きな都市では 子供の遊ぶ姿が町から消えました。
学童疎開には次の三つのタイプがあります。
: 縁故疎開、( 田舎に親戚などの縁故のある学童が、単身又は家族と共に田舎に疎開する。)
: 集団疎開、( 縁故のない学童は、学校や学年ごとに 田舎の旅館や寺に集団で疎開する。)
: 残留疎開、( 病弱等により家庭を離れがたい学童は、残留疎開としてそのまま親元に留まる。)」