2013年 10月 05日
昭和10年頃の農業をモデルにして描いた作品「むかしの農業」

馬小屋の堆肥を畑に散布する様子
作品概要
制作:全国農村映画協会 企画:金ヶ崎農業協同組合
1970年頃 カラー 30分
映像提供者の関係もあり、東北地方に関する映像、特に農業・風俗に関するものが大変多い。
今回の「むかしの農業」は第9作目である。たぶん筆者の勝手な想像であるが、東北地方の農業の厳しさ、農民の先祖代々の土地を守る執念が1つの題材として取り上げられ、製作されたのであろう。
旧金ヶ崎農協と農民が一体となって、先祖代々の土地が工業団地や住宅団地化に対する農民の対応を描いた3部作の1つである。
この3部作では、農業の厳しさの中に新しい農業への若者のたくましさ、農民の協同作業など、ほほえましいさまが垣間見られる。じっくりと昔の農業をご覧いただきたいと筆者は願う。
監修
金ヶ崎町農協記録映画制作委員会
スタッフ
製作:山岸豊吉
脚本・演出:河野哲二
撮影:相馬一成
語り:内藤武敏
音楽:出川史郎(東京BGM)
録音:アオイスタジオ
映像:東京現像所
題字:小関和一
監修:金ヶ崎町農協記録映画制作委員会