2013年 10月 27日
ふくい科学学園理事長香川喜一郎先生から講演会について・・
日時:11月16日13:30~16:00
場所:福井市アッサム7階
プログラム
(1)「映画史から見た科学映画」冨田美香(立命館大学映像学部准教授)
(2)「科学映画を用いる世代間交流」香川喜一郎(ふくい科学学園理事長)
(3)「よりよい映画をのこすために」松本一正(東京光音事業所長)
(4)「科学映像館設立への想い」久米川正好(NPO法人科学映像館を支える会理事長)
「<講演会: 「昭和の科学映像と現代的活用」開催の趣旨>
第2次世界大戦後、日本の復興と科学技術振興のために多くの優れた科学短編映画が国の研究機関や民間会社で製作され、学校や地域公民館などで行われる映画会の中で利用されました。それらの映像フイルムをディジタルデータで保存し、インターネットで無料配信している団体があります(NPO科学映像館を支える会)。
ふくい科学学園では数年前より、この団体から映像の提供を受け、アオッサ実験教室や夏の合宿、また公民館での世代間交流事業に利用しています。25年度は、NPO科学映像館を支える会とNPOふくい科学学園との共同で日本郵便年賀寄付金の助成事業(「理科教育推進のための科学教育映画収集・活用ならびに関連する理科実験実施の支援事業」)をおこなっており、その事業プログラムの1つとして上記タイトルの講演会を開催することになりました。昭和時代に製作された素晴らしい映像遺産を現代的に活用していくことは大変意義のあることと考えます。
講演会では,最初、映画史の専門の先生に基調講演をしていただき、次に、ふくい科学学園が実施してきました昭和の科学映画を利用した世代間交流事業を紹介させていただきます。その後、古い映像をよみがえらせる専門技術会社で有名な東京光音社より技術的なお話をしていただき、最後にNPO科学映像館を支える会理事長の久米川先生から、戦後世界的に有名であった科学映画監督“小林米作”の偉業と、小林米作を記念した科学映像館の設立、および現在の科学映像館の活動状況などに関してお話していただきます。
中略
講演会の中では、実際に昭和時代の科学映画を映写します。また、ネットで映像を見る方法や活用法に関しても説明いたします。皆様には、是非この講演会にご参加いただき、日本の貴重な映像遺産の価値をご理解いただき、その活用にご協力いただきますようお願い申し上げます。
平成25年10月23日
NPOふくい科学学園
理事長 香川 喜一郎 」