2013年 11月 18日
「中谷宇吉郎 雪の科学館」を訪ねて
雪の科学館神田健三先生とお会いし、中谷先生の偉大な業績、映画を始め、館内の実験展示を見せていただく。また中谷先生に関する映画も見る機会があり、少しは先生の偉大さを知ることが出来たの今回の旅行の最大の収穫であった。
中谷先生の業績をご紹介しておきたい。
「中谷宇吉郎博士(1900~62)は、北海道大学で雪の研究を行いました。 雪は人々の暮らしとさまざまな関わりがあり、北海道にあった研究テーマだと考えていた頃、アメリカの農夫・ベントレーが撮った雪の結晶の写真集が出版され、その美しさに感動し、研究に着手しました。
博士は、美しい結晶ばかりでなくあらゆる形を顕微鏡写真に撮り、結晶を分類しました(図1)。 気象状態がどのようなときにどんな結晶が降るかも調べました。 そして、観察によって思い浮かんだ仮説を確かめるため、人工雪作りを目指しました。 そして、低温室を作って実験し、1936年に世界で初めて人工雪を作ることに成功したのです。
中略
この研究の意味を、博士は「雪は天から送られた手紙である」という有名な言葉で表現したのです。
その後、博士の研究テーマは雪や氷のさまざまな問題へと広がりました。(雪の博物館ウェブサイトから)
その後、小松空港3時15分発の飛行機で羽田へ。午後7時無事帰宅。数人からメールが届いており、お礼を兼ねたメールと香川先生からの写真を添付したブログを書き上げ、12時に風呂へ。少々疲れたが、収穫の多い1泊2日の旅でした。