2013年 12月 26日
仮配信映画「春の訪れ」
春の訪れ

1977年 カラー
概要
定年退職したサラリーマンが、新たな生きがいを模索していくという昭和52年の作品。
田園都市線鷺沼駅を最寄駅とする郊外の一軒家に暮らす4人家族が、父の定年(当時は55歳)後、それぞれの事情を抱えながらも、貯金を出し合って「レコード喫茶」をオープンするまでを往年のバイプレイヤーを配役にドラマで描いている。
一連の日本銀行・貯蓄増強中央委員会の企画で作られた作品だが、当時の国策を反映してか結婚を見送った娘に、テーマをさりげなくセリフにして言わせている。
「お金は回さなくっちゃ意味がない」
スタッフ
製作 酒井知信
脚本 須崎勝弥
撮影 西垣六郎
照明 高島利雄
音楽 津島利章
出演
中村俊一 斎藤美和 佐藤英夫