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本年は2人の方の訃報の知らせ

今年も身近で多くの方が亡くなられたが、本当にお世話になったお二人が。

一人は広島大学名誉教授菅野義信先生、一年の闘病後、つい最近亡くなれたとのこと。先生は医科歯科大学医学部のご出身で、細胞接着、ギャップジャンクションを発見された方。現役時代、いろんな点で,科学研究費、学会等でもお世話になった。

ご退官後も、日本唾液腺学会に広島から夜行でご出席していただく。広島名物のもみじ饅頭の差し入れを頂いたことも。研究、教育にも厳しかったが、細やかな気配りのできる先生でもあった。お礼の手紙はその日にと教わったの先生からである。いつも記念切手を貼ったはがきをいただいた。

退官後、老人ホームの管理医として頑張っておられた。その間、科学映像館配信映画もよくご覧いただき、数々の貴重なコメントをいただく。ここ1年ばかり、メールがなく、心配していたが、闘病中であったようである。本当にお世話になりました。ご冥福をお祈りします。

もうお一人は唐木田俊介氏、元日中友好協会専務理事をされていた。お嬢さまが明海大学歯学部をご卒業になり、ご結婚の席仲人をさしていただいた。秋口、お嬢様が大阪から上京された折、亡くなれたことを聞く。

唐木田氏は中国生まれの中国育ちであり、国交回復前から、得意な語学と人脈により日中の架け橋のため、大いに活躍、貢献された。我が家にも数回来ていただき、交流のむつかしさをよく伺った。

日中関係で、中国との窓口がなくなったとことをよく耳にする。裏表でご活躍された方も次第に少なくなっているのだろう。20名の視察団には15名以上の通訳が必要だと言われていた。一口に中国語といっても、地域によって異なり、当然それぞれの文化は異なるのである。
by rijityoo | 2013-12-31 09:43 | 活動の蔵(1、208) | Comments(0)