2014年 01月 12日
川越市南大塚餅つき踊りは今日らしい
「 もともとは11月15日、裕福な家の帯とき祝い(七五三)に呼ばれて搗いたという。セッタイモチとも、また西福寺から隣の菅原神社まで臼に綱をつけて曳きながら搗く場面もあるので、ヒキズリモチという。
大釜で蒸しあげた糯米を臼に入れると「ヤレヤレ」のはやし言葉を合図に「めでためでたが三つ重なれば…」の歌に合わせ、6人から8人で行うナラシが始まる。
その後一斉に搗くツブシ、一同で押せ、押せとねるネリを経て、コネドリ1人ツキテ3人一組で餅を搗き始める。
ツキテ3人で搗くサンテコは「お江戸じゃ日本橋 神奈川…」などの歌にあわせて搗くが、6人で搗くロクテコは歌は入らない。
杵ワタシ・カツイデヒトメグリ・股クグリ・モチキッカリ・ケコミ・ダマシヅキ・キネノホウリナゲなどの曲芸を入れて威勢よく搗いていく。
最後にアゲヅキで仕上げる。」
万作踊りとの関係が深い祝福の行事である。