2014年 01月 26日
フィルムを捨てないでください!!
そこで皆様にお願いです。先々代、いや先代がカメラに関心があり、映画の撮影をしたり、その映画を見たことがある方は、フィルムを捨てないでください。カビまみれで異臭いっぱい、収縮したフィルもマイスターによって蘇ります。個人的にも、また公的にも貴重な資料です。こういったフィルムを見つけた方は当館にご一報ください。
かようなフィルムはデジタル化・修復されます。この作業にはピンからキリまであります。私たちが当館の活動を始めるとき、デジタル化について調べたことがあります。上映した映像をデジタルカメラによって撮影している資料もありました。街のカメラ屋さんでは、今でも一万円以下でデジタル化を引き受ける店もあります。2度と撮影出来ない貴重ものです。是非、専門店で修復してください。そして原画を捨てないでください。
以上の写真は超劣化フィルムへ復元への挑戦から
最近、ある会社から提供された映像です。現社員も認めていますが、これは明らかに映写し映像をデジカメで撮影したものです。しかし、ここからの修復は不可能です。残念なことに原画が保存されていないのです。貴重な資料ですから、配信はしています。