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「紙の岡本」の映画デジタル化が許可され、契約へ

「紙の岡本」は製紙業が盛んな岡本村(現越前市岡本地区)。越前市1500年の伝統を守りつつも、製紙や、それを支える人々の生活のスタイルは変化して行く。1950年頃に製作されたこの記録映画は、今では失われてしまった当時の製紙の様子や、鉄道が走る村の風景が失われる前に製作された。

今回この映画を保管されている越前市今立図書館と交渉し、映画のデジタル化が許可される運びとなる。正式の契約書を交わしたのち、デジタル化の作業に入る予定である。

この交渉には越前市今立図書館の川口一智氏に大変ご尽力をいただいた。またこの糸口は 越前市八ッ杉森林学習センター 田中秀幸からDVDをいただいたことに始まる。お二人に感謝したい。

福井の伝統工芸では以下のように紹介されている。
越前和紙(えちぜんわし)

越前和紙(えちぜんわし)
 今から約1500年前、大滝(旧今立町)の岡太川(おかもとがわ)に美しい姫が現れて紙漉(かみす)きの技を教えたと伝えられています。奈良時代には、仏教の経を写すための写経(しゃきょう)用紙として大切にされました。その後、武士が紙を大量に使い出す時代になる頃には、紙漉(かみす)きの技術、生産量も向上して「越前奉書(ほうしょ)」などの高い品質の紙が作られるようになり、幕府(ばくふ)などの保護をうけて発展しました。近代では、横山大観(よこやまたいかん)を始めとした多くの芸術家たちに強く支持され、全国にその名が知られています。

主な産地 越前市


by rijityoo | 2014-02-21 20:54 | 活動予定(395 ) | Comments(0)