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本年度を振り返ってみると

埼玉県への平成25年度NPO法人の活動報告をまとめる。本年度は予想以上の成果を上げることができたと思う。

新たに収集、デジタル化した映画が38作品(その内20 作品は年賀寄附金の助成)、前年度のデジタル化した作品を含めて102作品を配信(日本の音風景100選は3~5作品をまとめて配信)。2月までの再生回数は100万回を超え、総再生回数は400万回と多くの方に見ていただく。

本年度はウェブサイトのコンテントを見直す。特に各作品資料は映像中の資料に、製作会社から提供された紙資料と英文連のデータベースを加えて修正、加筆した。以前に比べて精度の高いものになったと思う。

4月から取り掛かったウェブサイトの改造を9月20日に完了。デザインを一新、シンプルで爽やかな見やすいサイトになったと思う。

新たに作品タイトルと製作年代別検索を加え、作品を見付けやすくした。配信映画とお知らせは予約制を採用し、毎週木曜日の10時5分に更新している。

本年度は平成25年度日本郵便の年賀寄付金の助成を受けてふくい科学学園との共催で映画の上映と関連した理科実験事業を12回、香川喜一郎先生ご夫妻よって行われ、多大な成果を収めることができた。

また福井市で講演会を開催、約50人の参加者があり、実り多きものとなった。その様子は福井新聞と朝日新聞福井県版で紹介された。理科実験と講演会は全て香川先生によったものであり、感謝あるのみである。

筆者は福井の講演会以外に大阪とさいたま市でお話の機会を与えられた。さらに2月9日(大雪の日)沖縄で開催された「東アジア映画祭」に招待された。その模様は琉球放送で放映されたようである。

一昨年から始まった国立国会図書館へ納品した作品の一部が1月21日公開された。図書館内での閲覧と図書館館外からのデータベース検索が可能となった。

先週からシネマ沖縄提供の作品の配信を開始、さらに3作品を提供予定である。またシネマ沖縄が設立した「東アジア映像館」との連携を開始。今後、各地に密着した映像アーカイブの誕生を願う。

by rijityoo | 2014-03-09 23:52 | 活動の蔵(1、208) | Comments(0)