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理科実験教室で使用したテキストを冊子に

「平成25年度日本郵便の年賀寄附金の助成」を受けてふくい科学学園理事長香川喜一郎先生が企画され、12回行った理科実験の内容が素晴らしい。香川先生が今回取り上げたテーマは摩擦と人工雪の形成の2課題であった。実験器具も手作りで、前半の摩擦実験器具は実用新案特許も取得される。

そこで実験に使用した12テキストを冊子にまとめることにした。ちなみに冊子のタイトルは「ゲームより楽し理科実験の世界」である。このタイトルからも企画の内容が推察される。

この実験では参加した児童は237人。子供たちは学校の授業では得られない、自然の神秘に触れ、実験を通して自分たちでその仕組みを解き明かした。この貴重な体験は彼らの今後に生きるものと思う。

またこの企画には高齢者も32人参加して児童と一緒に実験を楽しみ、児童との交流の場となった。さらに高齢者は実験器具の運搬なども担当し、それぞれの役割を立派に果たした。高齢化社会を迎えて老人の孤独が問題になっている今日、今回の企画は高齢者の孤独防止にも繋がる素晴らしいものであった。

by rijityoo | 2014-03-19 08:02 | 活動予定(395 ) | Comments(0)